セッション情報 ポスター

C型肝炎4

タイトル P-345:

高齢,再燃C型慢性肝炎に対するテラビック,リバビリン,ペグイントロン3剤併用療法の有用性について

演者 長谷川 浩司(NHO三重中央医療センター消化器内科)
共同演者 子日 克宣(NHO三重中央医療センター消化器内科), 竹内 圭介(NHO三重中央医療センター消化器内科), 亀井 昭(NHO三重中央医療センター消化器内科), 渡邉 典子(NHO三重中央医療センター消化器内科)
抄録 はじめに:2011年12月よりプロテアーゼ阻害剤(Telaprevir)が認可され,PEG-IFNα2b/RBVとの3剤併用療法がIb型高ウイルス症例に対するC型慢性肝炎の第一選択の治療法となっている.ただし高齢者に対しては副作用の発現および重篤化が危惧され,その他の治療法が選択されることが多い.今回Ib型高ウイルス症例に対してPEG-IFNα2b/RBV併用療法後再燃例のうち,3剤併用療法を希望した高齢症例における安全性および有効性について検討したので報告する.対象:2012年1月から3月までに治療を開始したペグイントロン リバビリン併用療法再燃例6例,男性3例,女性3例.平均年齢70.6±2.3歳.全例Ib高ウイルス症例(HCVRNAの平均6.9).肝生検にてA1:A2=3:3,F0;F1:F4=2:3:1.方法:前記対象において副作用の発現,程度,薬剤の減量及び完遂率について後向きに検討した.結果:副作用の出現頻度及び程度.倦怠感は全例に出現しGrade(以下G)1:G3=1:4.貧血は全例に出現し,G1:G2=2:4.血小板減少は3例に出現しG1:G3=1:2.皮膚掻痒は全例に出現G1:G3=5:1.皮疹も全例みられG1:G3=5:1.食欲低下も全例に出現しG1:G2:G3=3:2:1.腎障害は1例にみられG3であった.全例副作用にて減量を施行しつつも完遂施行.RBVは全例減量,Telaprevirは4例で減量,PEG-IFNは2例で減量.途中中止例はみられなかった.抗ウイルス効果は6例中5例で投与4週においてHCVRNA陰性となり,投与8週で全例HCVRNA陰性となった.SVRについては今後検討を行う.結語:高齢難治のC型慢性肝炎に対して症例および薬剤用量の変更を適切に行えば安全に治療を行うことができた.
索引用語