セッション情報 ポスター

胃・十二指腸 潰瘍・出血

タイトル P-435:

胃ESD後人工潰瘍治療におけるRebamipide長期投与及びPPI単独長期投与での形態変化の比較検討

演者 中村 正克(金沢医科大学消化器内科)
共同演者 白枝 久和(金沢医科大学消化器内科), 土島 睦(金沢医科大学消化器内科), 利國 信行(金沢医科大学消化器内科), 尾崎 一晶(金沢医科大学消化器内科), 福村 敦(金沢医科大学消化器内科), 大塚 俊美(金沢医科大学消化器内科), 林 伸彦(金沢医科大学消化器内科), 齊藤 隆(金沢医科大学消化器内科), 松永 和大(金沢医科大学消化器内科), 林 蘭仁(金沢医科大学消化器内科), 野村 友映(金沢医科大学消化器内科), 山田 英登(金沢医科大学消化器内科), 松江 泰弘(金沢医科大学消化器内科), 湊 貴浩(金沢医科大学消化器内科), 山秋 司(金沢医科大学消化器内科), 田原 智満(藤田保健衛生大学消化管内科), 柴田 知行(藤田保健衛生大学消化管内科), 堤 幹弘(金沢医科大学消化器内科), 有沢 富康(金沢医科大学消化器内科)
抄録 【背景】胃ESDで完全一括切除と診断しても再発症例を認める事がある.多くは発赤隆起状で生検にて再発診断と判断される.よって再発を疑わせない平坦形態での治癒が望まれる.【目的】平坦隆起に影響を及ぼすと考えるRebamipideとPPIを使用して長期治癒経過を比較検討した.検討項目はR群(ESD後Day28迄はRabeprazole20mg併用その後Rebamipide300mg単独投与)とP群(ESD後よりRabeprazole20mg単独投与)投与におけるNBI拡大観察でのpit pattern(pp)と通常観察でのshapeの相違を比較した.【方法】胃ESD施行した29症例31病変,R群とP群は19例20病変,10例11病変であった.ESD後Day112経過以降時点での形態比較を行いppはNBI拡大内視鏡像でtublar long(TL),tubular small(TS),oval big(OB),oval small(OS)に分類をし,Shapeはflat,nodularに分類した.又Day28,56,112以降でのTL,TS,OB,OSの治癒過程を診た.【結果】最終評価のppはTL,TS,OB,OSがR群(0,0,0,20),P群(0,0,4,7)であり,R群で有意にpitの縮小を認めた(p=0.010).shapeはflat,nodularがR群(20,0),P群(6,5)であり,R群で有意に平坦化を認めた(p=0.0027).又TL,TS,OB,OSにおいてはR群day28,56,112(5,9,6,0;1,2,11,6;0,0,0,20),P群day28,56,112(0,5,6,0;0,2,9,0;0,0,4,7)であった.Day28,56のppの経過では両群で差はなかったが,Day112以降の観察はR群で有意にOSが多かった.【考察】Rebamipideは不良肉芽を抑制する優れた効果があると考え,ppでも通常pitと同等の形態であるOSに関与しており,腺管構造の正常化に効果があると考えた.胃ESD後人工潰瘍治療でPPIを短期初期治療併用後にRebamipide長期単独療法は長期経過での再発見極めを容易にする優れた治療法であると考えた.
索引用語