セッション情報 | ポスターinterventional EUS |
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タイトル | P-495:EUS-CDSに対する適応と標準化に対する検討 |
演者 | 宮田 英樹(愛媛県立中央病院消化器内科) |
共同演者 | 道堯 浩二郎(愛媛県立中央病院消化器内科), 二宮 朋之(愛媛県立中央病院消化器内科), 岩尾 年康(NPO法人先端消化器画像研究センター), 平岡 淳(愛媛県立中央病院消化器内科), 谷平 哲哉(愛媛県立中央病院消化器内科), 清水 祐宏(愛媛県立中央病院消化器内科), 山子 泰加(愛媛県立中央病院消化器内科), 今井 祐輔(愛媛県立中央病院消化器内科), 達川 はるか(愛媛県立中央病院消化器内科), 宇都宮 大貴(NPO法人先端消化器画像研究センター), 白石 明子(NPO法人先端消化器画像研究センター), 吉田 浩二(NPO法人先端消化器画像研究センター), 牛尾 純(NPO法人先端消化器画像研究センター), 石野 淳(NPO法人先端消化器画像研究センター), 野村 佳克(NPO法人先端消化器画像研究センター), 長田 祐輝(NPO法人先端消化器画像研究センター), 中島 義博(NPO法人先端消化器画像研究センター), 多田 大和(NPO法人先端消化器画像研究センター), 宇賀字 良平(NPO法人先端消化器画像研究センター) |
抄録 | 【対象と方法】2008年1月から2012年7月までに施行したEUS下胆管ドレナージ(EUS-CDS)13例を対象とした.男女比は8:5,平均年齢は75.8歳(57-85)であった.全例手術適応外の症例であり,11例は十二指腸狭窄を伴っており,残り2例はERCP困難例(1例は乳頭浸潤のため)を対象とした.2例のうちPTCDを選択しなかった理由は,1例は腹水症例であったため,1例は患者の希望であった.2011年9月までの8例は,穿刺針としてZIMMON needle knife(cook社製)を使用した.穿刺後,0.035 inchiのガイドワイヤー(サバンナ:CATHEX社製)を留置し,ERBDチューブを留置した.2011年9月以降の5例に対しては,EUS-FNA用19G針で穿刺し,0.025inchiのガイドワイヤー(visiglide olympus社製)を挿入後,通電ダイレーター(Century Medical社製)で通電拡張,ERBDチューブを留置する方法で行った.【結果】手技は全例成功,すべて1期的に施行し,内ろうとした.偶発症は1例に気腹症を認めたのみで,保存的に改善した.当初の5例は7Fr両端pigtail型ERBDチューブを用いたが,残り8例はストレートタイプ7Fr Flexima(Boston社製)を使用した.チューブ開存期間は,初回留置日から死去されるまで,あるいは閉塞・脱落して交換を必要とされた期間とした場合,平均64.2日間であった.10例は他界されるまで開存した.残り3例はそれぞれ137日,95日,94日後に交換した.【結語】適応は,1.基本的に,手術適応外症例であること.2.ERCP困難例であること(十二指腸狭窄あるいは乳頭浸潤など).と考えた.標準的手技については,通電ダイレーターが使用可能になったことで,安全に手技を完遂できるようになったと考えられた. |
索引用語 |