セッション情報 | 消化器病学会特別企画1(消化器病学会)GRADEシステムに準じて作成された新ガイドライン最終報告 |
---|---|
タイトル | 消企1-6指:消化性潰瘍診療ガイドライン改訂の現状と問題点 |
演者 | 佐藤 貴一(自治医大・消化器内科) |
共同演者 | 芳野 純治(藤田保健衛生大坂文種報徳會病院・内科) |
抄録 | 消化性潰瘍診療ガイドラインの改訂が,2012年に開始された.作成委員会は,委員長以下,10名の委員により構成される.評価委員会は,委員長以下,5名の委員で構成される. 胃潰瘍,十二指腸潰瘍について,クリニカルクエスチョンを作成した.その数は,出血性胃潰瘍・出血性十二指腸潰瘍 12(うち新規1), H. pylori 除菌治療 18(新規3),非除菌治療 14(新規2),薬物性潰瘍 34(新規9),非 H. pylori ・非NSAIDs潰瘍 3(新規3),外科的治療 6,穿孔・狭窄に対する内科的治療 5,の計92(新規18)である. 2013年2月より文献を収集中である.今回はGRADE systemにて評価を行う.主に,メタアナリシス,システマティックレビューを重視する.必要に応じ,これらを行う.その結果でエビデンスが評価される.推奨では,エビデンスレベルの他に,利益と害のバランス,患者の価値観や好み,コストパフォーマンスについても判定するポイントとされ,推奨度は強と弱の二つである. |
索引用語 | 消化性潰瘍, 胃潰瘍 |