セッション情報 |
消化器がん検診学会特別企画(主題)1(消化器がん検診学会・消化器病学会・消化器内視鏡学会合同)
がん検診の精度管理
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タイトル |
消_検企1-3指:胃がん検診の精度管理について
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演者 |
渋谷 大助(宮城県対がん協会) |
共同演者 |
加藤 勝章(宮城県対がん協会), 島田 剛延(宮城県対がん協会) |
抄録 |
がん死亡率の減少のためには,有効性の確立した検診を徹底的に精度管理して行う必要がある.現在有効性が証明されている胃がん検診は造影X線検診のみであり,その精度管理手法について考察する. 胃がんに限らず,がん検診の精度管理はQuality Assurance(品質保証)の概念が適応されるが,それは数値目標を設定し,達成度をモニター・分析し,改善の手段を講じることによって達成される.その手法はQuality Control(品質管理)で使われるPDCAサイクル(plan-do-check-act cycle)と同様である.具体的には事業評価のためのチェックリストの使用による評価と各都道府県の生活習慣病検診管理指導協議会の活性化である. 品質管理の評価指標として体制・機器,プロセス指標,アウトカム指標があるが,スクリーニング検査の精度管理体制,精密検査の精度管理体制,受診率向上策について報告する. |
索引用語 |
胃がん検診, 精度管理 |