セッション情報 |
ワークショップ23(消化器内視鏡学会)
胆膵内視鏡のトラブルシューティング ≪ビデオ≫
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タイトル |
内W23-6:胆膵内視鏡治療の合併症回避のためのRendezvous Technique: 2人のRendezvous,3人でRendezvous,4人以上でもRendezvous.
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演者 |
池田 哲夫(九州大・消化器総合外科) |
共同演者 |
戸島 剛男(九州大・消化器総合外科), 播本 憲史(九州大・消化器総合外科) |
抄録 |
【背景】胆膵内視鏡治療において,特に肝内胆管での胆管損傷の胆汁漏の治療には難渋することが多く,開腹治療が必要となることも少なくない.【目的】胆管損傷,胆汁漏発症時の経皮的操作を併用したいわゆるRendezvous Technique (RT)の安全性と有用性を検討する.【対象】2002年11月~2013年3月まで胆管損傷,胆汁漏,膵液漏および胆道狭窄に対してRendezvous Techniqueに行った28例(術後胆汁漏8例,膵液漏1例,胆道狭窄治療中胆管損傷4例,生体肝移植度胆道狭窄15例).【結果】胆汁の漏出あるも皮膚瘻を認めない症例に対してはERCとPTCの2方向性(2人のRT),皮膚瘻を認める症例では3方向性(3人のRT),複数の肝管の損傷を認める症例では4方向性(4人以上のRT)をおこなった.全例で胆汁,膵液漏の消失および胆管狭窄の改善を認め,外科的治療を必要としなかった.【まとめ】RTは内視鏡による胆道治療と経皮的な胆道治療の両方の技術が必要であるが,組み合わせることによって極めて有効で安全な治療法となると考えられた. |
索引用語 |
胆汁漏, Rendezvous |