セッション情報 | ポスターセッション(消化器内視鏡学会)胃-ESDトレーニング |
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タイトル | 内P-64:一般地方病院内科におけるESD導入後2年間の検討 |
演者 | 松田 可奈(網走厚生病院・内科・消化器科) |
共同演者 | 小野寺 学(網走厚生病院・内科・消化器科), 川岸 直樹(網走厚生病院・内科・消化器科), 佐野 逸紀(網走厚生病院・内科・消化器科), 阿部 暢彦(網走厚生病院・内科・消化器科), 長 いく弥(網走厚生病院・内科・消化器科), 内田 多久實(網走厚生病院・内科・消化器科), 藤永 明(網走厚生病院・内科・消化器科), 市川 真(札幌厚生病院・臨床病理科), 後藤田 裕子(札幌厚生病院・臨床病理科), 村岡 俊二(札幌厚生病院・臨床病理科), 岩口 佳史(札幌厚生病院・臨床病理科) |
抄録 | 【目的】当院は若手(11年目以下)が中心に内視鏡関連手技を行い,ESDを専門に行う医師が不在の地方病院である.我々が赴任した2011年4月から胃腫瘍性病変に対してESDを積極的に導入してきた.この2年間のESD治療成績を評価するため,前期群と後期群の2群に分けて比較検討を行った. 【対象と方法】対象は,2011年4月から2013年2月までのESD症例71件で,前期群を28件(2011年4月から2012年3月)と後期群を43件(2012年4月から2013年2月)とした.切除時間,標本径,病変径,合併症,治療成績について検討を行った. 【結果】表1のような結果となり,切除時間の短縮,標本径,病変径の増大傾向がみられた(切除時間のみ有意差あり).また治療成績についても有意差は認めないものの,上昇がみられた. 【考案】成績の改善の要因としては,ほぼ2年間固定した人員で施行し,術者の技量が向上したこと,ESDに関する研修に参加し,技術と知識を習得したこと等が挙げられる. 【結語】当院でのESD治療成績は導入当初と比較し,向上している.地域唯一のESD施行病院として,今後も更なる経験を積み,ESD手技や治療成績の向上を目指していく. |
索引用語 | 胃癌, ESD |