セッション情報 ポスターセッション(消化器内視鏡学会)

胃-その他2

タイトル 内P-238:

H.pylori除菌による胃腺腫の形態変化

演者 大高 雅彦(山梨大・1内科)
共同演者 小馬瀬 一樹(山梨大・1内科), 小林 祥司(山梨大・1内科), 吉田 貴史(山梨大・1内科), 浅川 幸子(山梨大・1内科), 植竹 智義(山梨大・1内科), 佐藤 公(山梨大・1内科), 榎本 信幸(山梨大・1内科)
抄録 背景:2013年2月にH.pylori(Hp)の除菌療法が慢性胃炎にも保険適応が加わり,その受療者の増加が伺われる.Hp除菌療法により胃腺腫の縮小・消褪の報告がある.胃癌と鑑別を要する病変があり除菌前の把握や経過観察が重要と思われる.目的:胃腺腫のHp除菌後の変化を検討する.対象と方法:2011年1月より2012年12月まで,上部消化管内視鏡検査を受け,胃腺腫と診断された143例を対象とした.結果:確認できたHp除菌成功例は3例あった.男/女 2/1.いずれも10mmほどの病変であった.消失2例(観察期間2.5y,4.5y),縮小1例(4.5y),不変1例(6M).また,除菌後2年で発見された10mmの腺腫が,2年後消失し続けているものがあった.考察:胃腺腫はHp除菌後に消失や縮小する可能性があり(3/4, 75%),Hp除菌前の内視鏡で,病変の存在を認識し,注意深い経過観察が必要と思われた.結語:胃腺腫はHp除菌により消失・縮小する可能性がある.症例を加え消失例の特徴を検討し報告する.
索引用語 胃腺腫, 除菌療法