セッション情報 ポスターセッション(消化器内視鏡学会)

小腸-腫瘍

タイトル 内P-274:

Oncology emergencyとして診断,治療した小腸腫瘍

演者 山崎 之良(宝塚市立病院・消化器内科)
共同演者 森 すみれ(兵庫医大・消化器内科), 小西 倫之(宝塚市立病院・消化器内科), 八尋 剛(宝塚市立病院・消化器内科), 杉原 奈央(宝塚市立病院・消化器内科DELIMITER陸上自衛隊中部方面衛生隊), 江田 裕嗣(宝塚市立病院・消化器内科), 中村 久美子(宝塚市立病院・消化器内科), 花咲 優子(宝塚市立病院・消化器内科), 服部 久美子(宝塚市立病院・消化器内科), 田村 公祐(宝塚市立病院・消化器内科), 林 慶紀(宝塚市立病院・消化器内科), 志村 陽子(宝塚市立病院・消化器内科), 柚木崎 紘司(宝塚市立病院・消化器内科), 加藤 玲明(宝塚市立病院・消化器内科), 金 庸民(宝塚市立病院・消化器内科), 宮崎 純一(宝塚市立病院・消化器内科), 阿部 孝(宝塚市立病院・消化器内科)
抄録 当院では,上下部消化管内視鏡検査を施行するも出血源を診断しえない原因不明の消化管出血症例(OGIB)や消化管閉塞の原因を検索するために,カプセル内視鏡(CE)やダブルバルーン小腸内視鏡(DBE)などの小腸内視鏡を施行している.このようなOncology emergency における小腸内視鏡の有用性について検討した.(対象と方法)対象は,40人(男28人,女12人;平均年齢61.9歳).CT後にイレウスなどの閉塞症状がない場合はCE後にDBE,閉塞症状がある場合はDBEを施行した.(結果)腫瘍の部位は,十二指腸7例(GIST 3例,癌4例),空腸26例(空腸癌15例,GIST 4例)であった.うち12例がイレウスにて発症し,他の17例は消化管出血にて発症した.(結果)1. Oncology emergencyの診断は,CTが有効であった.2.イレウス以外の症例は,小腸内視鏡にて診断し得た.(考察)Oncology emergencyの診断,治療には,CT,小腸内視鏡が有効であった.
索引用語 小腸腫瘍, 小腸内視鏡