セッション情報 ポスターセッション(消化器内視鏡学会)

小腸-カプセル内視鏡2

タイトル 内P-305:

当院における小腸カプセル内視鏡検査73件の集計

演者 葛西 豊高(深谷赤十字病院・消化器科)
共同演者 川辺 晃一(深谷赤十字病院・消化器科), 村松 誠司(深谷赤十字病院・消化器科), 岩前 成紀(深谷赤十字病院・消化器科), 山田 拓郎(深谷赤十字病院・消化器科), 長野 央希(深谷赤十字病院・消化器科), 福田 裕昭(深谷赤十字病院・消化器科), 石川 文彦(深谷赤十字病院・外科), 新田 宙(深谷赤十字病院・外科), 釜田 茂幸(深谷赤十字病院・外科), 山田 千寿(深谷赤十字病院・外科), 伊藤 博(深谷赤十字病院・外科)
抄録 当院では2011年5月より,小腸カプセル内視鏡を導入した.2012年3月までに63症例に対して,73件の小腸カプセル内視鏡検査を施行した.62件で全小腸観察可能だった(84%).平均胃通過時間は,71分(1分~253分),平均小腸通過時間は,283分(74~516分)だった.滞留は認めなかった.ペースメーカー装着1例に対して,安全に試行でき,良好な画像が得られた.症例の内訳は,男性31例,女性32例で,平均年齢は62歳(23歳~83歳)だった.基礎疾患は,大腸憩室症を有する例が最も多かった(17%).次に心疾患(虚血性心疾患・弁膜症術後・心房細動)が多かった(16%).検査目的は,貧血精査が最も多かった(36%).次に原因不明消化管出血が多かった(27%).カプセルを2回以上繰り返した例は,8例だった(12%).抗血栓薬を内服している例は,12例だった(19%).PPIを内服している例は,24例だった(38%).検出病変の内訳では,小腸びらん・潰瘍が最も多かった(51%).その他,小腸血管性病変,空腸過誤腫,回腸NET,多発十二指腸腺腫等を認めた.異常所見を認めなかった症例は,27%だった.カプセル小腸内視鏡後,ダブルバルーン内視鏡を9例施行した(小腸血管性病変に対してクリップ止血術1例,空腸過誤腫EMR1例,多発十二指腸腺腫EMR1例).外科手術移行例は2例だった(小腸血管性病変Type2bに対して空腸部分切除1例,回腸NETに対して回腸部分切除1例).当院における小腸カプセル内視鏡検査の現状・特徴に関して,若干の文献的考察を踏まえて報告する.
索引用語 小腸カプセル内視鏡, 小腸潰瘍