セッション情報 ポスターセッション(消化器内視鏡学会)

大腸-症例4

タイトル 内P-459:

濾胞性リンパ球増殖性ポリポーシスの1例

演者 山口 恵梨子(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター)
共同演者 柿ケ尾 佳奈(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 岡本 梨沙(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 畑 佳孝(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 原口 和大(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 麻生 暁(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 隅田 頼信(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 中村 吏(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 藤森 尚(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 大橋 朋子(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 國府島 庸之(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 吉本 剛志(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 福嶋 伸良(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 福泉 公仁隆(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 松浦 秀司(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 中山 吉福(国立九州医療センター・病理部門), 中牟田 誠(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター), 原田 直彦(国立九州医療センター・消化器内科DELIMITER国立九州医療センター・臨床研究センター)
抄録 【症例】60歳男性【主訴】血便【現病歴】20XX年8月血便を認めたため前医受診.下部消化管内視鏡検査にて,回盲弁部に4cm大の腫瘍を認めた為精査目的に当科紹介受診.【既往歴】20歳 虫垂切除,45歳 肛門周囲膿瘍,52歳 心房細動,55歳 カテーテルアブレーション,60歳 左閉塞性動脈硬化症【生活歴】喫煙 半年前から禁煙(20本/日×25年間),飲酒 2合/日【アレルギー歴】なし【内服薬】ワルファリン2.25mg/日,シロスタゾール 50mg/日,降圧薬【家族歴】祖母 肝細胞癌,父 糖尿病【入院時現症】BT 36.3℃,BP 140/80mmHg,HR 82回/分.身体所見に特記所見なし.【入院時検査所見】血算・生化学に特記所見なし.凝固系:PT-INR 1.92,APTT 40.8秒.免疫:CEA 3.8mg/dl, CA19-9<1.【入院後経過】下部消化管内視鏡検査では回盲部の発赤調の隆起性病変を認めた.表面は発赤調であり,結節顆粒状の表面構造を有し絨毛の腫大を認めた.CT-colonographyでは回腸末端が結腸内に反転脱出し腫瘤状に描出されており,この上に径15mm程の結節が存在した.増強効果は乏しく,癌を思わせる早期濃染は指摘し難かった.CT上は病変近傍の間膜内に最大径1cm大のリンパ節を複数認め,リンパ腫を始めとした回腸末端でのリンパ組織増殖とそれによる回腸末端の重積の可能性が疑われた.4ヶ月後再度フォローアップを行ったところ,明らかな形態変化はなかった.生検所見はリンパ組織の増生と反応性リンパ濾胞を認めた.画像所見及び生検結果により濾胞性リンパ球増殖性ポリポーシスと診断した.【考察】まれな濾胞性リンパ球増殖性ポリポーシスの1例を経験したので報告する.
索引用語 リンパ増殖性, 大腸ポリポーシス