セッション情報 | ポスターセッション(肝臓学会)C型肝炎-治療1 |
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タイトル | 肝P-48:香川県におけるTelaprevir(TRV)+PEGIFN+RBV療法の状況 |
演者 | 永野 拓也(香川県立中央病院・肝臓内科) |
共同演者 | 高口 浩一(香川県立中央病院・肝臓内科), 妹尾 知典(香川県立中央病院・肝臓内科), 馬場 伸介(香川県立中央病院・肝臓内科), 谷 丈二(香川大・消化器・神経内科), 三好 久昭(香川大・消化器・神経内科), 正木 勉(香川大・消化器・神経内科), 守屋 昭男(三豊総合病院・消化器科), 安藤 正晴(三豊総合病院・消化器科), 小川 力(高松赤十字病院・消化器科) |
抄録 | 【目的】香川県多施設における3剤併用治療の現状を年齢別(65歳以上と未満)に検討したので報告する.【対象】2012年1月から2013年2月までに治療を開始した68例(男/女は36/32),全体の平均年齢59.1±8.8歳(34‐75歳),65歳以上は17例(25%)で平均69.2±2.8歳,65歳未満は51例(75%)で平均55.6±7.3歳.平均ウイルス量には差はなく全体の平均は6.5logIU/mlであった.SNP(IL28BとcoreAA70)検査は55例に実施.【結果】TRV初期投与量は2250/1500は25/43例,65歳以上では2250/1500は1/16例,IL28BTT/nonTTは11/3例,また65歳未満では2250/1500は24/27例,TT/nonTT は29/12例で,65歳以上ではnonTTは少なくTRVの初期投与量は1500mgが多い傾向があった.全例のウイルス陰性化の時期は4週/8週/12週/24週/SVR24は89.3%(50/56)/96.7%(59/61)/95.1%(58/61)/93.5%(43/45)/83.3%(20/24) であった.年齢別にみると65歳以上では4週/8週/12週/24週/SVR24はそれぞれ80%(12/15)/93.8%(15/16/93.8%(15/16)/92.9%(13/14)/87.5%(7/8)で65歳未満では92.7%(68/41)/97.8%(44/45)/95.6%(43/45)/93.8%(30/32)/81.3%(13/16)で年齢によるSVRの差は認めなかった.【結語】高齢者においても患者選択と薬剤調整により高い治療効果が期待できると考えられた. |
索引用語 | Telaprevir, C型慢性肝炎 |