セッション情報 | ポスターセッション(消化器外科学会)胃-手術治療 2 |
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タイトル | 外P-379:上腹部正中切開創の整容性に対する結節真皮縫合と連続真皮縫合の無作為化比較試験 |
演者 | 井上 健太郎(関西医大・外科) |
共同演者 | 道浦 拓(関西医大・外科), 福井 淳一(関西医大・外科), 向出 裕美(関西医大・外科), 尾崎 岳(関西医大・外科), 津田 匠(関西医大・外科), 上山 庸佑(関西医大・外科), 植田 愛子(関西医大・外科), 中竹 利知(関西医大・外科), 松島 英之(関西医大・外科), 菱川 秀彦(関西医大・外科), 三木 博和(関西医大・外科), 高橋 完治(関西医大・外科), 山田 正法(関西医大・外科), 坂口 達馬(関西医大・外科), 權 雅憲(関西医大・外科) |
抄録 | 【はじめに】開腹手術において,真皮縫合はステイプラーに比較して創し開などの創関連合併症が少ないことが報告されている.真皮縫合には結節縫合と連続縫合の2種類があり,どちらが創の整容性に優れているかは明らかでない.結節真皮縫合と連続真皮縫合の無作為化比較試験(RCT)の結果を報告する. 【対象】書面での同意が得られた根治切除可能な胃癌開腹手術症例. 【方法】RCT: 結節真皮縫合 vs. 連続真皮縫合(層別化:性別,年齢,BMI) 【評価】6ヶ月後の創をデジタルカメラで撮影. 【Endpoint】瘢痕面積(面積計算ソフト),観察者3人による創の評価(Observer Scar Assessment Scale) 【予定症例数】220症例. 【結果】瘢痕面積およびOSASにおいて,いずれも結節縫合の方がわずかに良い結果であったが,有意な差はなかった(Table 1). 【結語】上腹部正中切開の創の整容性において,結節真皮縫合と連続真皮縫合では大きな差はなく,術者の好みで縫合方法を決めれば良いと思われた. |
索引用語 | 真皮縫合, 無作為化比較試験 |