セッション情報 ポスターセッション(消化器外科学会)

胃-症例 1

タイトル 外P-408:

神経内分泌細胞癌と腺癌の同時性多発胃癌の1例

演者 岡田 一郎(関東労災病院・外科)
共同演者 鈴木 宏幸(関東労災病院・外科), 四元 拓真(関東労災病院・外科), 長澤 伸介(関東労災病院・外科), 米山 さとみ(関東労災病院・外科), 秀村 晃生(関東労災病院・外科), 石丸 正寛(関東労災病院・外科)
抄録 【症例】62歳,男性【主訴】胃部不快感【既往歴】痛風,高血圧,甲状腺腫瘍(摘出後)【家族歴】特記事項なし【現病歴】平成25年1月初旬から,胃部不快感出現.近医より当院消化器内科紹介され,上部消化管内視鏡検査施行.胃角部大彎前壁側に0-IIcおよび胃体上部小彎後壁に周堤を伴う隆起性病変を認めた.生検にて胃角部腫瘍は印鑑細胞癌であり胃体上部腫瘍はNeuroendocrine cell carcinoma(以下,NEC)であった.【手術所見】開腹幽門側胃切除,D2郭清,Roux-en-Y再建を行った.【病理】L,0-IIc,25×17mm,por/sig,T1b,N0(0/23)およびChromograninA陽性,Synaptophysin陽性,CD56陰性のNECであった.【考察】NECと腺癌の同時性多発胃癌は非常に稀である.若干の文献的考察を加えて報告する.
索引用語 胃癌, Neuroendocrine cell carcinoma