セッション情報 | ポスターセッション(消化器外科学会)大腸-その他 2 |
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タイトル | 外P-487:消化管永久ストーマ造設後の傍ストーマヘルニア発生の危険因子 |
演者 | 船橋 公彦(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科) |
共同演者 | 小池 淳一(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 塩川 洋之(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 牛込 充則(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 新井 賢一郎(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 金子 奉暁(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 栗原 聰元(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 鈴木 孝之(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 松田 聡(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 水津 優(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 甲田 貴丸(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 澤口 悠子(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 鏡 哲(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 長嶋 康雄(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 島田 英昭(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科), 金子 弘真(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科) |
抄録 | 【目的】傍ストーマヘルニア発生の危険因子を後向きに検討した.【対象と方法】2004年11月から2011年11月までに当科でAPRあるいはTPEを行った80例.検討項目:年齢,性,BMI,DMおよびCOPDの有無,開腹の既往,術式,緊急/予定,アプローチ(腹腔鏡/開腹),ストーマ造設経路(直接/腹膜外),術後創感染の有無,腹壁瘢痕ヘルニア合併の有無の12項目.【成績】78/80例(98%)が悪性腫瘍であり,患者背景は表に示した.観察期間中央値953(15-2792)日で,傍ストーマヘルニアは22例(28%)に認めた.単変量解析で年齢,BMI, アプローチ(腹腔鏡/開腹),ストーマ造設経路(直接/腹膜外)が抽出され,多変量解析ではBMI (p=0.22), アプローチ(腹腔鏡/開腹)(p=0.043),ストーマ造設経路(直接/腹膜外)(p=0.021)が最終的に抽出された.【結論】傍ストーマヘルニアの危険因子として,BMI, アプローチ(腹腔鏡/開腹),ストーマ造設経路(直接/腹膜外)を認識しておく必要があると考えられた. |
索引用語 | 傍ストーマヘルニア, 危険因子 |