セッション情報 ポスターセッション(消化器外科学会)

その他-チーム医療・緩和 ・その他

タイトル 外P-705:

皮下埋め込み型中心静脈カテーテルポート留置の合併症と今後の展望

演者 前田 健一(岐阜県総合医療センター・外科)
共同演者 國枝 克行(岐阜県総合医療センター・外科), 河合 雅彦(岐阜県総合医療センター・外科), 長尾 成敏(岐阜県総合医療センター・外科), 安村 幹央(岐阜県総合医療センター・外科), 田中 千弘(岐阜県総合医療センター・外科), 木山 茂(岐阜県総合医療センター・外科), 太和田 昌宏(岐阜県総合医療センター・外科), 徳丸 剛久(岐阜県総合医療センター・外科), 岩田 至紀(岐阜県総合医療センター・外科), 加藤 千佳(岐阜県総合医療センター・外科), 田中 秀治(岐阜県総合医療センター・外科)
抄録 当院では2010年1月から2012年12月までの3年間に140症例に対して151回のCVポート留置を施行した.当院ではアプローチは規定しておらず,各主治医によって選択される.左鎖骨下静脈を第一選択された症例は109例で,97例は留置可能であったが,12例は他のアプローチへ変更した.同様に右鎖骨下静脈を25例で選択し,21例は留置可能,4例は他のアプローチへ変更.左内頚静脈は1例で選択し1例,右内頚静脈は9例で選択し9例,左上腕静脈は1例で選択し1例,右大腿静脈は1例で選択し1例留置できた.5例は診療録よりアプローチ方法を確認できなかった.合併症は感染症が7例で全例で抜去した.閉塞は2例,迷入2例,ポート位置確認困難による穿刺困難例が1例,血栓症が1例,破損が2例(2例ともカテーテルインターベンションによる抜去),気胸が1例で,合計16例(10.6%)であった.合併症発症例はいずれも鎖骨下静脈より留置したものであった.感染症・血栓症・穿刺困難例に関しては,鎖骨下静脈アプローチ以外でも発症する可能性が十分にあると考えられるが,気胸や,pinch-offによる破損・閉塞などは鎖骨下静脈に特異的と考えられた.穿刺の難易度・合併症のリスクも考慮すると,今後は内頚静脈や上腕静脈からのアプローチによる中心静脈カテーテル留置例を増やしていきたいと考えている.
索引用語 中心静脈カテーテルポート, 合併症