セッション情報 ランチョンセミナー(肝臓学会)

Intermediate Stage HCCの治療戦略

タイトル ラン23-1:

白金製剤を用いた経カテーテル治療-臨床医が知っておくべき薬物動態-

演者 大久保 裕直(順天堂大練馬病院・消化器内科)
共同演者
抄録 2004年のアイエーコール発売に引き続き,2010年のミリプラチン発売により,肝動脈化学塞栓療法時に使用する抗癌剤は白金系薬剤が主流となってきている.しかし,白金系薬剤といっても,アイエーコールとミリプラチンとでは,リピオドールとの懸濁性,その徐放性,血中のプラチナ濃度は両者で大きく異なる.これら基礎的検討を含めて概説する.また,アイエーコールは粉末シスプラチンであることから,副作用としての腎障害を考慮に入れた補液が必要になる.また,骨髄抑制とは異なる血小板減少も報告されている.2005年以来アイエーコール第一選択として,使用した多数の経験から,アイエーコールを使用する上での,注意点とその対策法を薬理学的な観点も含めて解説する.
索引用語