セッション情報 | 特別企画 後期研修医(卒後3-6年迄) |
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タイトル | O-63:一流の消化器内科医への修行の仕方 |
演者 | 宇賀治 良平(会津中央病院 消化器科) |
共同演者 | 千葉 宙門(会津中央病院 消化器科), 多田 大和(会津中央病院 消化器科), 平嶋 勇人(宇都宮記念病院), 岩尾 年康(会津中央病院 消化器科) |
抄録 | 当院での消化器科医師は4人である。肝胆膵・消化管それぞれ2名ずつの常勤であり、日々の診療に毎日を追われている。多数経験した症例のなかでも消化器内科医として習得しなければいけない技術・知識をどう学んでいくべきかについて、消化管症例を中心に振り返って検討した。 内視鏡技術の向上において欠かせないのは、ドライラボでの反復練習と考える。診療が終わった一日の最後に必ず15分でも内視鏡に触っている。その際には上司の手さばきの見よう見まねをイメージし行い、内視鏡処置の録画を繰り返し見てまねることが肝要である。いつ実践に投入されてもいいように自分でスタンバイをしておくよう心掛けている。 知識の面では、雑誌をそのまま読むのでは頭に入らないので、すべて担当患者の症例に合わせて学んでいく。内視鏡での病理検体については、画像と照らし合わせ顕微鏡と照らし合わせることを反復して学んでいくように行っている。実際にどのように限られた環境内で内視鏡+病理学を学んでいるかを提示する。 常勤の医師4名・入院患者平均およそ60名といった状況の中でどうやっていかに多くの経験・知識を得るべきか振り返って検討したため報告する。 |
索引用語 | 後期研修医, 消化管病理学 |