セッション情報 一般演題

タイトル 155:

EUSガイド下膿瘍ドレナージの有用性 (膵炎後の膵および膵周囲浸出液貯留を除く)

演者 久居 弘幸(伊達赤十字病院 消化器科)
共同演者 小柴 裕(伊達赤十字病院 消化器科), 和田 浩典(伊達赤十字病院 消化器科), 岡川 泰(伊達赤十字病院 消化器科), 宮崎 悦(伊達赤十字病院 内科), 前田 喜晴(伊達赤十字病院 外科), 佐藤 正文(伊達赤十字病院 外科), 川崎 亮輔(伊達赤十字病院 外科), 行部 洋(伊達赤十字病院 外科), 中島 誠一郎(伊達赤十字病院 外科), 嘉成 悠介(札幌医科大学 第四内科)
抄録 膵炎後の膵および膵周囲浸出液貯留に対するEUSガイド下ドレナージは有用なmodalityのひとつであるとされている。一方で同様の手技を応用した縦隔や腹腔内膿瘍などに対するEUSガイド下ドレナージの報告も増加しつつある。
2003年11月~2012年11月までに、膵炎後の膵および膵周囲浸出液貯留を除く8例 (52~88歳、平均73歳、男性4例、女性4例)にEUSガイド下膿瘍ドレナージを施行した。その内訳は縦隔膿瘍、術後腹腔内膿瘍、脾膿瘍、感染性胆汁性嚢胞、胃壁膿瘍、骨盤周囲膿瘍がそれぞれ1例、感染性膵壊死性嚢胞(充実性腫瘍の嚢胞変性)2例であった。
今回、その治療効果、偶発症、予後につき検討したので報告する。
索引用語 interventional EUS, EUS-guided abscess drainage