セッション情報 一般演題

タイトル

地方病院におけるStage I膵癌の検討

演者 久居 弘幸(伊達赤十字病院 消化器科)
共同演者 平子 匡(伊達赤十字病院 消化器科), 小柴 裕(伊達赤十字病院 消化器科), 宮崎 悦(伊達赤十字病院 内科), 前田 喜晴(伊達赤十字病院 外科), 佐藤 正文(伊達赤十字病院 外科), 川崎 亮輔(伊達赤十字病院 外科), 行部 洋(伊達赤十字病院 外科), 上野 峰(伊達赤十字病院 外科), 在原 洋平(札幌医科大学 腫瘍・血液内科学講座), 池田 裕貴(札幌医科大学 腫瘍・血液内科学講座)
抄録 本邦における膵癌の死亡数は年間28829人 (2011年)で、悪性腫瘍部位別死亡原因の第5位であり、今後もさらに増加すると考えられている。治療成績改善のための診療体系の確立が急務である。周知の如く膵癌は腫瘍径がTS1として発見されても、脈管侵襲などを伴い予後良好とはいえない。そのため、膵癌の予後改善のためには、さらに早期の発見・切除が必要である。
今回われわれは、地方病院である当院で経験したStage I膵癌6例 (年齢65~84歳、平均74歳、男性4例、女性2例)について、発見契機、疾患背景(占拠部位、腫瘍径、進行度、生存期間)、リスク因子の有無、腫瘍マーカー、画像の特徴などを検討したので報告する。
索引用語 膵癌, Stage I 膵癌