セッション情報 一般演題

タイトル 51:

急性胆嚢炎に対する経皮経肝胆嚢ドレナージ術により形成された胆嚢動脈瘤の一例

演者 宅間 健介(東邦大学医療センター 大森病院 消化器内科)
共同演者 岡野 直樹(東邦大学医療センター 大森病院 消化器内科), 松清 靖(東邦大学医療センター 大森病院 消化器内科), 松井 哲平(東邦大学医療センター 大森病院 消化器内科), 原 精一(東邦大学医療センター 大森病院 消化器内科), 岸本 有為(東邦大学医療センター 大森病院 消化器内科), 三村 享彦(東邦大学医療センター 大森病院 消化器内科), 伊藤 謙(東邦大学医療センター 大森病院 消化器内科), 渡邊 学(東邦大学医療センター 大森病院 消化器内科), 五十嵐 良典(東邦大学医療センター 大森病院 消化器内科), 住野 泰清(東邦大学医療センター 大森病院 消化器内科)
抄録 87歳男性。心房細動および慢性心不全にて近医で加療されていた。2013年8月右季肋部痛を認め当院紹介受診、検査にて急性胆嚢炎と診断した。高齢で手術を希望されないため内科的治療の方針となった。経皮経肝胆嚢ドレナージ術を行い保存的加療で軽快した。第14病日にドレナージチューブ抜去、第16病日抗凝固剤再開とし退院となった。退院20日後右季肋部に間欠的な鈍痛が出現し、その後3回の血便を認め再入院となった。腹部CT検査にて胆嚢内および腸管内に高吸収域を認め、造影CTで胆嚢壁内に造影剤の貯留を認めたため、胆嚢動脈瘤および同部位からの出血と診断した。腹部血管造影を行ったところ胆嚢動脈末梢に8mm大の動脈瘤を認めた。マイクロカテーテルを動脈瘤内へ先進させ、瘤内をマイクロコイルで充填し終了した。術後胆嚢炎や出血の合併は認められず、第4病日より経口摂取再開とした。経過良好であり、第13病日退院となった。今回経皮経肝胆嚢ドレナージ術に合併した胆嚢動脈瘤を経験した。同手技の合併症の一つとして念頭に置く必要があり、文献的考察を含め報告する。
索引用語 胆嚢動脈瘤, 経皮経肝胆嚢ドレナージ術