セッション情報 一般演題(研修医(卒後2年迄))

タイトル O-013:

結腸穿通、結腸狭窄を伴った重症急性膵炎の1例

演者 材木 良輔(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科)
共同演者 中川原 寿俊(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 寺川 裕史(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 正司 政寿(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 渡邊 利史(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 岡本 浩一(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 中沼 伸一(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 酒井 清祥(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 木下 淳(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 牧野 勇(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 中村 慶史(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 林 泰寛(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 尾山 勝信(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 宮下 知治(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 田島 秀浩(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 高村 博之(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 二宮 致(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 北川 裕久(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 伏田 幸夫(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 藤村 隆(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科), 太田 哲生(金沢大学 消化器・乳腺・移植再生外科)
抄録 症例は76歳、女性。腹痛を主訴に近医を受診し、精査にて重症急性膵炎と診断された。治療が開始されたものの循環動態が悪化し、当院救急搬送となった。予後因子5点、CTgrade2の重症急性膵炎であった。CTでは横行結腸間膜に腸管外ガスが広がっており、汎発性腹膜炎、DICを呈していたことから緊急手術を行った。横行結腸間膜には穿通による脂肪壊死の所見を認めたものの、横行結腸には明らかな壊死の所見は認めず、回腸人工肛門増設術、腹腔ドレナージ術を施行した。結腸瘻や直腸狭窄を認めたが、大腸切除は行わず保存的に軽快し、術後155日目に多淫となった。手術から約1年半経過した現在、結腸狭窄は改善し日常生活が可能である。急性膵炎の大腸合併症はまれである。今回、結腸穿通、結腸狭窄を伴う重症急性膵炎の1例を経験したので報告する。
索引用語 急性膵炎, 結腸穿通