セッション情報 一般演題

タイトル 10:

肝細胞癌に合併した膵solid-pseudopapillary neoplasmの1例

演者 茂山 朋広(近畿大学医学部奈良病院 消化器内分泌内科)
共同演者 秦 康倫(近畿大学医学部奈良病院 消化器内分泌内科), 木下 大輔(近畿大学医学部奈良病院 消化器内分泌内科), 奥田 英之(近畿大学医学部奈良病院 消化器内分泌内科), 宮部 欽生(近畿大学医学部奈良病院 消化器内分泌内科), 清水 昌子(近畿大学医学部奈良病院 消化器内分泌内科), 岸谷 讓(近畿大学医学部奈良病院 消化器内分泌内科), 川崎 俊彦(近畿大学医学部奈良病院 消化器内分泌内科), 佐藤 克明(近畿大学医学部奈良病院 外科), 辻江 正徳(近畿大学医学部奈良病院 外科), 井上 雅智(近畿大学医学部奈良病院 外科), 太田 善夫(近畿大学医学部奈良病院 臨床検査部), 工藤 正俊(近畿大学医学部附属病院 消化器内科)
抄録 【症例】49歳、女性。【主訴】なし。【既往】白血病(詳細不明)26歳、C型慢性肝炎(白血病治療の際輸血歴あり)、高血圧症【家族歴】なし【現病歴】近医で高血圧症の治療中にAFP高値を認め、平成24年5月に肝精査のため当院に紹介された。腹部ダイナミックCTでは肝S7に約1.7cmの動脈相で濃染され門脈相でwashoutされる腫瘤を認めた。また、膵尾部に約2.5cmの辺縁に被膜様構造を有し内部はやや不正な低吸収領域、頭側に石灰化を伴う乏血性腫瘤を認めた。肝病変は肝細胞癌と診断し、後日、TACE、RFA治療を予定とした。膵病変精査のためERCP検査目的で入院とした。【経過】ERCPでは主膵管に不正な狭窄や閉塞などは認めず、細胞診でも腫瘍細胞はみられなかった。PET検査では、膵尾部に異常集積を認め、膵癌の可能性も否定できないため当院外科に紹介した。9月5日に脾合併膵尾部切除を施行し、膵solid-pseudopapillary neoplasmと診断した。【考察】膵solid-pseudopapillary neoplasmは若年女性に好発し自覚症状に乏しい比較的稀な膵腫瘍でである。我々は肝細胞癌に合併した膵solid-pseudopapillary neoplasmの1例を経験したので若干の文献的考察を加え報告する。
索引用語 膵腫瘍, C型慢性肝炎