セッション情報 Young Investigator Session(卒後3-5年目迄)

タイトル Y7-2:

胃粘膜下腫瘍様形態を呈した膵扁平上皮癌の1例

演者 木下 大輔(近畿大学 医学部 奈良病院 消化器内科)
共同演者 工藤 正俊(近畿大学 医学部 附属病院 消化器内科), 川崎 俊彦(近畿大学 医学部 奈良病院 消化器内科), 岸谷 譲(近畿大学 医学部 奈良病院 消化器内科), 清水 昌子(近畿大学 医学部 奈良病院 消化器内科), 宮部 欽生(近畿大学 医学部 奈良病院 消化器内科), 茂山 朋広(近畿大学 医学部 奈良病院 消化器内科), 奥田 英之(近畿大学 医学部 奈良病院 消化器内科), 秦 康倫(近畿大学 医学部 奈良病院 消化器内科), 太田 善夫(近畿大学 医学部 奈良病院 臨床検査部)
抄録 【症例】80歳台、男性。【主訴】一回嘔吐をした後、喉に物がつかえる感じが4-5日間持続するため、当院を受診した。緊急上部内視鏡検査の結果、逆流性食道炎を噴門直下前壁側に巨大な粘膜下腫瘍を認めた。粘膜下腫瘍による圧排のため、噴門の通過障害がきたしていると考えた。即日に入院となり、精査加療が開始された。【経過】造影CTでは胃体部小弯から膵体部頭側にいたる7cm台の巨大な腫瘤を認め、辺縁部のみがenhanceを受け、中心部は血流が乏しい腫瘤であった。胃壁原発か膵原発かの判定は困難であった。肝左葉を介して、経皮経肝で腫瘤より20GのTru-cut針で生検を行った。結果は扁平上皮癌であった。【考察】食道から噴門部にかけての粘膜面には腫瘍が見当たらないため、膵原発の腺扁平上皮癌は稀な腫瘍であり、若干の文献的考察を加えて報告する。
索引用語 膵扁平上皮癌, 粘膜下腫瘤