セッション情報 一般演題

タイトル 22:

原発巣の術後、RFAと化学療法の併用により完全寛解・長期生存を得た小腸癌肝転移の一例

演者 日下部 瑛(大阪厚生年金病院 内科)
共同演者 曽我  彩子(大阪厚生年金病院 内科), 加藤 幹那(大阪厚生年金病院 内科), 加藤 穣(大阪厚生年金病院 内科), 日比野 千尋(大阪厚生年金病院 内科), 塩出 悠登(大阪厚生年金病院 内科), 村井 一裕(大阪厚生年金病院 内科), 松村 有記(大阪厚生年金病院 内科), 北 久晃(大阪厚生年金病院 内科), 西塔 民子(大阪厚生年金病院 内科), 河合 知代(大阪厚生年金病院 内科), 中田 悠紀(大阪厚生年金病院 内科), 濱野 美奈(大阪厚生年金病院 内科), 千葉 三保(大阪厚生年金病院 内科), 前田 晃作(大阪厚生年金病院 内科), 内藤 雅文(大阪厚生年金病院 内科), 道田 知樹(大阪厚生年金病院 内科), 伊藤 敏文(大阪厚生年金病院 内科)
抄録 【症例】60歳代男性【現病歴】検診にて便潜血陽性を指摘され、2009年12月当院受診した。上下部消化管内視鏡検査では異常を認めなかったが、経口小腸造影にて回腸に4.5cmにわたる全周性狭窄を認め、小腸内視鏡ではBauhin弁より約45cm口側の回腸に狭窄を認めた(生検は施行できず)。腫瘍マーカーはCEA、CA19-9ともに正常であった小腸癌の診断で2010年2月、当院外科にて回盲部切除術・リンパ節郭清施行(病理結果:moderately differentiated tubular adenocarcinoma)。術前より肝S4に11mm大のSOL、肝S7に5mm大のSOLを認めていたため、RFA目的にて当科紹介となった。【治療経過】同年3月に肝S4 SOLに対してRFA施行(生検組織:adenocarcinoma)。その後、EOB-MRIにて肝S7 SOL増大、肝S8に11mm大のSOLが出現したため、XELOX+Bevacizumabを開始した。6コース終了後のEOB-MRIにてCRとなったため、7コース目以降はオキサリプラチンを抜いて化学療法を継続し、2012年4月まで継続した(計26コース)。2012年5月のEOB-MRIにてS7/8に11mm大の新たな転移巣が出現し、同部に対し、RFAを施行し、CTにて良好な治療効果を確認した。腫瘍生検の結果はmetastatic adenocarcinomaであった。以後、現在まで一年間、再発なく経過している。【まとめ】小腸癌肝転移に対して、回盲部切除術・リンパ節廓清施行後、RFAに化学療法を組み合わせることで完全寛解・長期生存を得られた一例を経験したので、若干の文献的考察を加えて報告する。
索引用語 小腸癌, RFA