セッション情報 | 一般演題 |
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タイトル | 05:カプセル内視鏡検査で発見され、細径内視鏡での反転操作により確認されたdark side of the pylorusの潰瘍の1例 |
演者 | 中路 幸之助(医療法人愛晋会中江病院) |
共同演者 | 中江 遵義(医療法人愛晋会中江病院), 熊本 光孝(医療法人愛晋会中江病院), 藤田 篤代(医療法人愛晋会中江病院), 大林 倫子(医療法人愛晋会中江病院), 加藤 寛正(医療法人愛晋会中江病院), 松山 健次(医療法人愛晋会中江病院), 巽 陽一(医療法人愛晋会中江病院), 淀澤 美樹子(医療法人愛晋会中江病院), 西山 秀樹(医療法人愛晋会中江病院), 田守 健治朗(済生会富田林病院 内科), 塩谷 昭子(川崎医科大学消化管内科), 清水 達也(医療法人愛晋会中江病院), 中江 聡(医療法人愛晋会中江病院) |
抄録 | 症例は43歳の男性。2013年9月中旬より腹痛、背部痛が持続した。泌尿器科、整形外科を受診するも、その原因は不明であった。そのため、他院の消化器内科を受診した。腹部CT検査で小腸液の貯留を認め、小腸炎と診断された。そのため、9月下旬に当院にカプセル内視鏡目的に紹介された。カプセル内視鏡検査では、十二指腸球部に潰瘍性病変と活動性出血を認めた。上部消化管内視鏡での通常観察では、十二指腸球部には明らかな病変は発見出来なかった。そのため、引き続き十二指腸球部で細径内視鏡を用いての反転観察を行った所、幽門輪の裏側に潰瘍性病変が確認され、症状の原因と考えられた。今回われわれは、カプセル内視鏡検査で発見され、細径内視鏡での反転操作により確認されたdark side of the pylorusの潰瘍の1例を経験したので報告する。 |
索引用語 | カプセル内視鏡, dark side of the pylorus |