セッション情報 一般演題

タイトル 27:

中年女性のCSWに発症したアメーバ性肝膿瘍の1例

演者 藤田 篤代(愛晋会中江病院)
共同演者 中江 遵義(愛晋会中江病院), 中路 幸之助(愛晋会中江病院), 熊本 光孝(愛晋会中江病院), 大林 倫子(愛晋会中江病院), 松山 健次(愛晋会中江病院), 巽 陽一(愛晋会中江病院), 淀沢 美樹子(愛晋会中江病院), 西山 秀樹(愛晋会中江病院), 清水 達也(愛晋会中江病院), 田守 健治朗(済生会富田林病院 内科), 塩谷 昭子(川崎医科大学消化管内科), 中江 聡(愛晋会中江病院)
抄録 症例:41歳、女性。主訴:発熱。既往歴:C型肝炎。現病歴:2013年8月下旬より続く発熱を主訴に9月初旬に来院した。理学的所見で上腹部に叩打痛を認めた。腹部CT検査で、肝S4に厚壁の長径53mm大の多房性の嚢胞性病変が見られ、膿瘍が考えられた。また内部に線維化、出血が疑われた。復水、リンパ節の腫脹は認めなかった。そのため、エコー下穿刺が施行された。廃液は無臭性のいわゆるアンチョビーソース様の色調を呈していた。HIV抗体は陰性。膿瘍および入院時の血清のアメーバ抗体は陰性であった。臨床経過:広域抗生剤を投与されていたが、高熱が持続した。患者はCSW : commercial sex workerであり、膿瘍の性状より、アメーバ性肝膿瘍を考え、メトロ二ダゾールを経口投与した所、速やかに解熱した。その後の腹部CT検査で膿瘍の縮小が確認された。今回われわれは、中年女性のCSWに発症したアメーバ性肝膿瘍の1例を経験したので報告する。
索引用語 アメーバ性肝膿瘍, 女性CSW