セッション情報 中国支部専修医奨励賞(卒後3-5年迄)

タイトル SR-15:

膵胆管合流異常の4例

演者 塚野 航介(島根県立中央病院 消化器科)
共同演者 園山 隆之(島根県立中央病院 消化器科), 中瀬 真美(島根県立中央病院 消化器科), 上野 さや香(島根県立中央病院 消化器科), 福田 聡司(島根県立中央病院 消化器科), 泉 大輔(島根県立中央病院 消化器科), 三上 博信(島根県立中央病院 消化器科), 沖本 英子(島根県立中央病院 消化器科), 矢崎 友隆(島根県立中央病院 消化器科), 伊藤 聡子(島根県立中央病院 消化器科), 宮岡 洋一(島根県立中央病院 内視鏡科), 藤代 浩史(島根県立中央病院 内視鏡科), 高下 成明(島根県立中央病院 消化器科), 今岡 友紀(島根県立中央病院 消化器科)
抄録 膵・胆管合流異常は解剖学的に膵管と胆管が十二指腸壁外で合流する先天性の形成異常である。また胆道癌のリスクファクターであり、診断確定後は早期の手術が推奨されている。【症例1】68歳、女性。主訴はCEA高値。検診にて腫瘍マーカー高値を指摘され当科紹介。画像検査にて総胆管拡張を認めた。ERCPで膵・胆管合流異常(戸谷分類Ic)の診断。胆管空腸吻合術+胆嚢摘出手術施行した。【症例2】53歳、女性。主訴は腹痛、嘔吐。数日前より食後に腹痛あり。頻回の嘔吐が出現し当院受診。画像検査にて胆石、総胆管結石の診断でERCP施行。膵・胆管合流異常(新古味分類Ia)の診断。胆嚢摘出術施行した。【症例3】49歳、男性。主訴は腹痛、肝機能障害。画像検査にて総胆管結石の診断でERCP施行。膵管癒合不全を伴う膵・胆管合流異常(新古味分類IIIc)の診断。胆管空腸吻合術+胆嚢摘出手術施行した。【症例4】61歳、女性。主訴は肝機能障害。画像検査で肝内胆管、総胆管の拡張あり。EUSにて十二指腸壁外で膵管と胆管の合流あり。ERCPで膵・胆管合流異常(戸谷分類I∨a)の診断。胆管空腸吻合術+胆嚢摘出手術施行した。いずれの症例も癌の合併は認めなかった.今回我々は手術を行った膵・胆管合流異常の4例を経験したので、若干の文献的考察を加えて報告する。
索引用語 膵・胆管合流異常, 胆道癌