セッション情報 | 一般演題 |
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タイトル | 12:腹痛を契機に発見されたSPN(Solid-pseudopapillary neoplasm)の一例 |
演者 | 仁志川 武晃(川崎医科大学附属病院 肝胆膵内科) |
共同演者 | 中島 義博(川崎医科大学附属病院 肝胆膵内科), 小山 展子(川崎医科大学附属病院 肝胆膵内科), 佐々木 恭(川崎医科大学附属病院 肝胆膵内科), 河瀬 智哉(川崎医科大学附属病院 肝胆膵内科), 富山 恭行(川崎医科大学附属病院 肝胆膵内科), 仁科 惣冶(川崎医科大学附属病院 肝胆膵内科), 吉岡 奈穂子(川崎医科大学附属病院 肝胆膵内科), 原 裕一(川崎医科大学附属病院 肝胆膵内科), 吉田 浩司(川崎医科大学附属病院 肝胆膵内科), 日野 啓輔(川崎医科大学附属病院 肝胆膵内科), 阿部 俊也(川崎医科大学附属病院 消化器外科), 山本 眞弓(川崎医科大学附属病院 消化器外科), 中島 洋(川崎医科大学附属病院 消化器外科), 中村 雅史(川崎医科大学附属病院 消化器外科), 伊禮 功(川崎医科大学附属病院 病院病理部) |
抄録 | 症例は10歳代 女性。20XX年X月クラブで楽器の練習中、腹圧をかけると疼痛が出現し症状改善しないため、当院救急外来受診。腹部超音波では膵尾部に内部は均一な低エコーで、辺縁に一部高輝度に描出される境界明瞭な類円形の腫瘤を認め、造影CTでは膵尾部病変は厚い被膜様構造物を伴い内部および辺縁に造影効果を認めた。精査目的でEUSを施行したところ、腫瘤は低エコーと高エコーが混在しており、また辺縁や内部に無エコーを認めた。以上よりSPN(Solid-pseudopapillary neoplasm)と診断し、腹腔鏡下脾動静脈温存膵体尾部切除術を施行した。切除病理はsynaptophysin(-)、Chromogranin A(-)、β-catenin(+)、CD10(+)でありSPNと判断した。腹痛を契機に発見されたSPN(Solid-pseudopapillary neoplasm)を経験したため報告する。 |
索引用語 | 膵, SPN |