セッション情報 | 一般演題 |
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タイトル | 28:肝原発性diffuse large B-cell lymphomaの1例 |
演者 | 林 亨(NHO善通寺病院 消化器内科) |
共同演者 | 福田 直子(NHO善通寺病院 消化器内科), 美馬 秀俊(NHO善通寺病院 消化器内科), 伊勢 昌弘(NHO善通寺病院 消化器内科), 手束 一博(NHO善通寺病院 消化器内科), 大友 真姫(NHO善通寺病院 放射線科), 安田 浩章(NHO善通寺病院 放射線科), 須井 修(NHO善通寺病院 放射線科), 中村 宗夫(NHO善通寺病院 病理) |
抄録 | 症例は77歳女性。自己免疫性肝炎と糖尿病にて近医に通院中であった。最近全身浮腫が出現し当院を受診した。腹部超音波検査では高度肝硬変と肝全体に広がる境界が比較的明瞭で辺縁が不整な低エコーの多発腫瘤を認めた。腹部CTでは肝硬変と大量の腹水貯留、多発性の辺縁不整な低吸収域を認めた。またMRIでは肝全体を占める結節状の多発性腫瘤を認め、T1強調画像で低信号を、T2強調画像、拡散強調画像で高信号を示した。血液検査所見はLDH1583IU/Lと高値を示し、肝腫瘍生検にてdiffuse large B-cell Typeの悪性リンパ腫と診断された。CT,Gaシンチなどでは肝外病変を認めず、肝原発であると考えられた。肝原発の悪性リンパ腫は非常に稀であり、報告する。 |
索引用語 | 悪性リンパ腫, 肝臓 |