セッション情報 |
一般演題(公募)
|
タイトル |
002:潰瘍性大腸炎の術後に呼吸器病変、胃・十二指腸病変を合併した1例
|
演者 |
園田 光(社会保険中央総合病院 炎症性腸疾患センター) |
共同演者 |
吉村 直樹(社会保険中央総合病院 炎症性腸疾患センター), 唯見 徳馬(社会保険中央総合病院 炎症性腸疾患センター), 河口 貴昭(社会保険中央総合病院 炎症性腸疾患センター), 酒匂 美奈子(社会保険中央総合病院 炎症性腸疾患センター), 高添 正和(社会保険中央総合病院 炎症性腸疾患センター), 村上 和成(大分大学医学部附属病院 消化器内科) |
抄録 |
症例は65歳、女性。2007年に潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis : UC)を発症した。下痢や血便などの症状が増悪したため2011年10月に入院となり、薬物治療抵抗性であったため、11月24日に結腸亜全摘術+回腸人工肛門造設術を施行した。術後Prednisolone (PSL)の中止に伴い気管支・肺病変を発症したがPSLで軽快した。しかしPSLの中止に伴い新たに胃・十二指腸病変と回腸嚢炎を合併した。PSLの投与により気管支・肺病変と胃・十二指腸病変は寛解したが回腸嚢炎の改善は認められなかった。今回UCの術後に複数の合併症を発症した稀な症例を経験したので報告する。 |
索引用語 |
潰瘍性大腸炎, 上部消化管病変 |