セッション情報 |
一般演題
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タイトル |
044:低位直腸癌に対するReduced port Sergeyの試み
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演者 |
佐村 博範(琉球大学 消化器腫瘍外科) |
共同演者 |
金城 達也(琉球大学 消化器腫瘍外科), 伊禮 靖苗(琉球大学 消化器腫瘍外科), 西巻 正(琉球大学 消化器腫瘍外科) |
抄録 |
直腸癌に対する鏡視下手術は症例を適切に選択すれば短期長期成績において開腹手術と比較し劣らない事が報告されている。更に、昨今では鏡視下での視野的有利性から、神経温存・機能温存手術への期待、出血量の低減、全体を通して手術操作の見直し・共有が出来る事から手術の精緻性向上の期待からされ、全直腸癌症例に適応とする施設まで出現して来ている。一方、鏡視下手術はLess Invasive Surgery(RPS)へと進化する方向性を示しており、大腸外科鏡視下手術においてもReduced port surgery(RPS)、hybrid notesへの流れが本格化して来ている。この様な状況に有っても、下部直腸癌に対しては5 portでの手術が主流であり、reduced port surgeryは困難視されている。当科では以前より5→4portでの直腸癌手術を手がけていたが、Endo Grabを用いportを更に3portに減じたreduced port surgery ± hybrid notesを導入しており、症例を選んで実施している。これまでに6例(sLAR3例、sISR1例、APR2例)に施行したので、その結果を報告する。 |
索引用語 |
直腸癌, Reduced Port Surgery |