セッション情報 一般演題

タイトル 028:

2種類の細径鉗子を用いた腹腔鏡下胃切除術の経験

演者 仲田 興平(九州大学大学院 臨床・腫瘍外科)
共同演者 永井 英司(九州大学大学院 臨床・腫瘍外科), 山田 大輔(九州大学大学院 臨床・腫瘍外科), 大内田 研宙(九州大学大学院 臨床・腫瘍外科), 清水 周次(九州大学大学院 臨床・腫瘍外科), 田中  雅夫(九州大学大学院 臨床・腫瘍外科)
抄録 <目的>当科ではこれまで進行胃癌を含めた700例を超える腹腔鏡下胃切除術を施行してきた。近年、郭清を伴う胃癌に対して、Reduced Port Surgeryの報告があり当科からも報告を行ってきたが、その手技の煩雑性の解消が課題となる事がある。我々は従来のポート数を保ちつつも、細径鉗子を利用した胃癌手術を経験したので報告する。<手技>我々の施設においては腹腔内の脂肪量、組織の状況に応じて細径鉗子は2.1mm鉗子もしくは3mm鉗子のいずれかを選択している。臍部に15mmの臍切開を置き、12mmトロッカーを挿入し、10mm 斜視鏡操作用とした。術者は左手用に右季肋部に細径鉗子用ポートを、また、右手用に12mmポートを右側腹部に挿入する。助手は左右いずれかに細径鉗子用トロッカーを挿入、もう一方に5mmトロッカーを挿入している。また肝臓圧排鉤として心窩部に3mmの切開を加えている。<結果>患者はいずれのサイズの細径鉗子を用いても細径鉗子挿入部における痛みの訴えは無く、また、通常のポート挿入創に比較し創は目立たなかった。<まとめ>ポート数は通常通りであり、これまでの手術手技を踏襲する事ができた。また、2.1mm鉗子に加え、3mmの細径鉗子を導入した事により腹腔内の脂肪量が多くとも細径鉗子による腹腔鏡胃切除術を対応する事ができると考えられる。
索引用語 腹腔鏡, 胃癌