セッション情報 | 医療パネルディスカッション第2部地域医療における消化器病学の役割 |
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タイトル | SPD2-4:地域医療をめぐる現在の問題点と今後 |
演者 | 嘉山 孝正(山形大学医学部脳神経外科) |
共同演者 | |
抄録 | 日本の医療制度の根幹である国民皆保険制度が発足してから52年が経過し,医療の内容,医療体制および人口構成の変化等が原因で,現在大きな変革をしなければ医療崩壊が更に進行し,国民皆保険制度や医療提供体制が完全に壊れる岐路に立っている. 戦後の日本の医療体制は医療過疎が現在より更にひどい状態であった.そのため,国民皆保険制度や一県一医科大学構想で,国民の医療をどうにか守ってきた.しかし,近年の高齢者の増加に伴う医療需要の増加や先進医療の普及が原因で従来の医療提供体制では地域によっては医療崩壊が起きてしまったのである. 本稿では,現在の地域医療の問題点を提示し今後の地域医療の医療提供体制のあるべき姿を提示したい.その際,消化器病領域での変革の必要性を述べる. |
索引用語 |