セッション情報 | 女性消化器医師支援委員会特別企画トップリーダーに聞く女性医師支援 |
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タイトル | SS3-1:トップリーダーに聞く女性医師支援 日本内科学会理事長として |
演者 | 小池 和彦(東京大学消化器内科学) |
共同演者 | |
抄録 | 平成22年12月に閣議決定された「第三次男女共同参画基本計画」において,基本的な方針として「実効性のあるアクション・プランとするため,できる限り具体的な数値目標やスケジュールを明確に設定する」ことが打ち出され,「社会のあらゆる分野において,2020年までに,指導的地位に女性が占める割合が,少なくとも30%程度になるよう期待する」という目標が掲げられた. 日本内科学会の現状は,女性理事0名,各種委員会委員0名(部会を含めると1/172名)であり,女性内科医の視点が反映されていないことを示すものであった.現在,将来計画検討WG内に男女共同参画グループを立ち上げて検討を続けている.女性役員をだすことを当面の目標としているが,女性枠というだけで役員を選出するのでは本当の意味で学会内での女性会員の活躍の場が広がったことにならない.実績を積み上げて,その後に役員選出をめざすこととしている.まず女性評議員の割合を増やし,その女性評議員に活躍いただき実績を積み上げるという段取りで進めている. これと並行して,平成25年度の年次講演会の際には,男女共同参画について本会内にとどまらず医学会,医療界全体で考えるような公開シンポジウムを開催した.来年度も継続して同様の公開シンポジウムを開催する予定である. 日本内科学会としての現在の取り組みをご紹介したい. |
索引用語 |