セッション情報 | シンポジウム6難治性C型肝炎治療の展望 |
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タイトル | S6:司会の言葉 |
演者 | 井廻 道夫(新百合ヶ丘総合病院消化器・肝臓病研究所) |
共同演者 | 竹原 徹郎(大阪大学消化器内科学) |
抄録 | C型肝炎に対する抗ウイルス治療はペグインターフェロンとリバビリンの 2 剤治療の時代から,テラビックを加えた 3 剤治療の時代に移行した.また,近々にシメプレビルの登場も予想され,まさにDAA製剤による治療の時代を迎えたといえる.新しい治療法の出現は,より短い治療期間でより高い著効率の達成を可能にしたが,一方でそのような治療を行っても非著効に終わる難治性の患者群が存在する.新規治療法をどのように適応していくのか,あるいは非著効にどのような要因が関与しているのか,新規治療によるウイルス排除によりどの程度その後の発癌が抑制されるのか,今後明らかにされなければならない問題が山積している.本シンポジウムではC型肝炎に対する最新の治療成績―特に難治の要因や難治症例への対策―に関する演題を広く公募し,それをふまえてC型肝炎治療の将来展望について議論していきたい. |
索引用語 |