セッション情報 | パネルディスカッション4FDの亜分類と治療選択 |
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タイトル | PD4:司会の言葉 |
演者 | 三輪 洋人(兵庫医科大学上部消化管科) |
共同演者 | 二神 生爾(日本医科大学消化器内科学) |
抄録 | 消化器領域における機能性消化管障害の重要性は年々増加している.これまで国際委員会が定義したRome III診断基準をもとに機能性ディスペプシア(FD)患者の病態や治療が議論されてきた.この基準でFD患者は食後愁訴症候群と心窩部痛症候群に分類されて,病態が検討されたり治療法が選択されたりしてきた.一方では,日本独自のFDに対するガイドライン作成が進むなか,わが国で開発された世界初のFDの治療薬も上梓され,FDの診療と病態解明は新たなステージへと進むものと考えられる.このような背景に基づき,我が国におけるFD診療におけるRome IIIの亜分類の有用性,短所を検証するとともに,それに応じた治療選択について論じたい.さらに,この疾患を新たに分類・整理することを目的として,FDの疫学や病態・治療法へのアプローチなどさまざまな角度からこの問題を論じたい.基礎・臨床の両面から多くの意欲的な演題の応募を期待する. |
索引用語 |