セッション情報 パネルディスカッション10

AIP―概念,診断,治療のUpdate―

タイトル PD10:

司会の言葉

演者 白鳥 敬子(東京女子医科大学消化器内科)
共同演者 岡崎 和一(関西医科大学内科学第三講座)
抄録  自己免疫性膵炎(autoimmune pancreatitis;AIP)は国際的には,IgG4関連疾患である 1 型AIPと好中球上皮病変を特徴とする 2 型AIPに分類され,わが国では両型の鑑別可能な国際コンセンサス診断基準(international consensus for diagnostic criteria:ICDC)と 1 型AIPを対象とした「自己免疫性膵炎臨床診断基準2011」が診断に用いられている.しかしながら,約10~20%を占める血中IgG4値正常例の臨床診断は困難なことが多く,それぞれの診断精度に対する検証が待たれる.治療においては,寛解導入の第一選択薬であるステロイド治療は,ほぼコンセンサスが得られているものの,ステロイドによる寛解維持療法の有用性,再燃例やステロイド治療抵抗例などに対する治療法の選択,あるいは再燃や予後予測因子の確立など,現状の治療における課題も多い.本パネルディスカッションでは,AIPの病態と概念・診断・治療における現状と問題点を取り上げて,最新情報を総覧できるパネルディスカッションとしたいと思います.多くの演題の応募をお願いします.
索引用語