セッション情報 ワークショップ4

消化器癌内視鏡外科手術の最先端

タイトル W4:

司会の言葉

演者 若林 剛(岩手医科大学外科学講座)
共同演者 北川 雄光(慶應義塾大学外科学)
抄録  消化器癌領域に内視鏡外科手術が開発・導入されて十数年が経過し,様々な手術器具,エネルギーデバイス,手術手技が開発され従来応用が困難であると考えられていた領域にも内視鏡外科手術が施行されるようになっている.結腸癌については短期成績だけでなく腫瘍学的観点から長期成績まで含めた臨床研究が遂行され,これに続いて胃癌,直腸癌においても国内外で検証が進められている.さらに食道癌,肝胆膵悪性腫瘍など高難易度手術領域にも内視鏡手術が導入され,その施行症例数は年々増加している.今回のワークショップでは,それぞれの領域における最新の手技の工夫,デバイスの使用法,リスクマネージメントなどを取り上げ,現時点における臨床実地における課題,今後臨床試験によって検証すべき問題点を明らかにしていただきたい.
索引用語