セッション情報 | ポスター症例その他(胃・十二指腸2) |
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タイトル | P-010:ドック胃内視鏡検診発見胃癌の受診歴による特徴 |
演者 | 赤羽 麻奈(公益財団法人ちば県民保健予防財団総合健診センター消化器科) |
共同演者 | 山口 和也(公益財団法人ちば県民保健予防財団総合健診センター消化器科), 林 學(公益財団法人ちば県民保健予防財団総合健診センター消化器科), 三橋 佳苗(公益財団法人ちば県民保健予防財団総合健診センター消化器科), 中川 由紀(公益財団法人ちば県民保健予防財団総合健診センター消化器科) |
抄録 | 【背景】胃内視鏡検査は,粘膜内癌の診断能力の高さから,一次検診としても近年注目されている. 【目的】ドック胃内視鏡検診発見胃癌の受診歴による特徴を明らかにする. 【方法】2006年4月から2013年3月までの7年間で,当財団ドック胃内視鏡検診において発見された胃癌33例を,受診歴,進行度,組織型,治療法について検討した. 【結果】2006年4月から2013年3月までの7年間で,当財団ドック胃内視鏡検診を受診したのべ10094名のうち発見された癌は33例.癌発見率は0.33%であった.癌の進行度の内訳は,早期胃癌27例,進行胃癌6例であった.早期胃癌27例のうち21例は粘膜内癌であり,16例は内視鏡的粘膜下層剥離術を受けた.内視鏡受診歴で分類すると,逐年内視鏡検診受診者は16例であった.進行度の内訳は,早期胃癌15例,進行胃癌1例であった.非逐年内視鏡検診受診者は17例であった.進行度の内訳は,早期胃癌12例,進行胃癌5例であった.非逐年内視鏡受診者に対し,逐年内視鏡受診者は早期胃癌の割合が高かった.逐年内視鏡受診者の中で,発見時進行癌であった癌の組織型は未分化癌であった. 【結語】救命可能なうちに癌を発見するという目的からは内視鏡検診においても逐年受診が望ましい. |
索引用語 |