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検索結果は11件です。

潰瘍性大腸炎に合併した大腸癌/dysplasiaの内視的危険因子の検討
松岡 克善(慶應義塾大・消化器内科)
【目的】潰瘍性大腸炎(UC)の長期経過例に慢性炎症を母地とした大腸癌発生の頻度が高いことが知られている.UCに合併する大腸癌(UC associated colorectal cancer; UC-CRC)を早期に発見するために長期経過例を対象にsurveillanceが行われているが,すべての症例に画一的な1年に1回のsurveillanceが必要かどうか不明である.そこで,今回の検討ではUC-...

第55回日本消化器病学会大会Colitic cancer を克服する

潰瘍性大腸炎における腫瘍性病変発生の危険因子
樋田 信幸(兵庫医大・内科(下部消化管科))
【目的】潰瘍性大腸炎(UC)関連腫瘍を早期に発見するためにはsurveillance colonoscopy(SC)が重要であり,その対象者は年々増えている.そのため,腫瘍合併の高危険群を絞り込むことが臨床的課題となっているが,本邦において危険因子は明らかにされていない.我々は,腫瘍合併の危険因子となる臨床的背景や内視鏡所見について検討するため,症例対照研究を行った.【方法】2004年から2012...

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当科における潰瘍性大腸炎サーベイランス内視鏡の時代的変遷
岸川 純子(東京大・腫瘍外科)
【目的】潰瘍性大腸炎(UC)長期経過例では大腸癌合併リスクが高いためサーベイランス内視鏡(SC)が推奨されており,当科でも1979年より導入している.近年内視鏡の進歩により従来視認困難であった病変が視認可能となり,各国ガイドラインもstep biopsy(SB)からtarget biopsy(TB)を重視する方向に変化してきている.今回当科SC症例を後ろ向きに検討し,年代別に病変の特徴を明らかにす...

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狙撃生検例からみた潰瘍性大腸炎関連腫瘍の内視鏡的特徴~非腫瘍性病変との鑑別に有用な所見は?~
西山 宗希(広島大・内視鏡診療科)
【目的】潰瘍性大腸炎 (UC)患者におけるUC関連腫瘍/非腫瘍性病変の鑑別に有用な内視鏡所見を明らかにする.【対象】1999年7月~2012年5月UC患者に対するサーベイランス内視鏡時にUC関連腫瘍を疑い狙撃生検を施行した進行癌を除く, 52例 61病変 (M癌5例5病変, SM癌3例3病変, dysplasia 10例11病変, 非腫瘍性病変34例42病変)を対象とした. これらについて, 病理...

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Colitic cancerおよびdysplasiaの拡大内視鏡所見
丸山 尚子(藤田保健衛生大・消化管内科)
【背景】潰瘍性大腸炎(以下UC)に合併する大腸癌は,炎症を母地に発生するため,早期診断には課題が多い.近年の内視鏡機器の進歩により,粘膜表面や血管構造などを拡大観察することで,早期診断への期待が高まっている.【目的・方法】当科および関連施設で経験したcolitic cancer(以下CC)16例19病変(pSS癌3病変,pMP癌4病変,pSM癌5病変,pM癌7病変),dysplasia12例15病...

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クローン病に合併した大腸癌の特徴と対策
志賀 永嗣(東北大病院・消化器内科)
【目的】炎症性腸疾患の長期経過例が増加する中で,以前はまれとされたクローン病(CD)に発生する大腸癌が本邦でも散見されるようになってきたが,その特徴は欧米の報告とは異なる点が多い.CDに合併した大腸癌の臨床病理学的な特徴や診断までの経緯を解析し,危険因子と適正なサーベイランス方法を検討することとした.
【方法】当科で加療を行なったCD患者541例のうち,炎症を背景にして発生したと考えられる大...

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Crohn病に合併した下部消化管腫瘍の検討
池上 幸治(九州大・病態機能内科)
【目的】Crohn病(CD)の下部消化管腫瘍合併に関連する臨床的因子ならびに腫瘍の画像所見について検討する.【対象と方法】1970年以降当科でCDと診断され,詳細な臨床経過が検討可能であった311例のうち,小腸ないし大腸に上皮性腫瘍を合併した症例は9例 (癌7例,腺腫2例)であった.このうち,散発性大腸癌と考えられた2例を除外した7例を腫瘍合併CDとし,腫瘍非合併CD 302例と臨床像を比較した....

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クローン病患者に伴う下部消化管癌の臨床的検討と危険因子
矢野 豊(福岡大筑紫病院・消化器内科)
【背景】クローン病(以下CD)長期経過例の増加に伴い,本邦でもCDに伴う腸癌が増加しており,最近本邦においても腸癌発生のリスクは欧米と同様に高いことが報告されるようになった.しかし,多数例での検討は少ない.【目的】当科におけるCD患者に伴う下部消化管癌の臨床的特徴と危険因子を検討すること.【対象】1985年7月から2013年2月までの間に当科にて治療歴のあるCD患者902例を対象とし,そのうち下部...

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Crohn 病に合併した直腸肛門管癌の特徴と癌サーベイランス法の検討
杉田 昭(横浜市立市民病院・炎症性腸疾患センター)
【目的】Crohn病に合併した直腸肛門管癌の特徴を自験例で分析し,本邦で高頻度に合併する直腸肛門管癌に対するサーベイランス法の確立について検討した.【対象,方法】自験Crohn病1261例のうち大腸癌合併は24例で,最も多くを占めた直腸肛門管癌22例(1.7%)の臨床病理学的特徴を検討し,厚労省難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班による癌サーベイランスのpilot study(10年以上経過した...

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クローン病に合併する発癌症例の現状と課題
池内 浩基(兵庫医大・炎症性腸疾患センター, 兵庫医大・外科(下部消化管外科))
(目的)最近,クローン病(CD)に合併する発癌症例が増加しているが,進行癌が多く,予後は極めて不良である.そこで,当科で経験したCDに合併した発癌症例の臨床的特徴を検討し,現状と予後改善の可能性がある病変を明らかにすることを目的とした.(対象)対象は2012年12月までに当科で経験したCDに合併した発癌症例26例である.(結果)1.臨床的特徴:1)性別:19/7 2)初発年齢:23.5(11-60...

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松井 敏幸(福岡大筑紫病院・消化器内科)
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