セッション

検索結果は19件です。

今後のC型肝炎治療
林 紀夫(関西労災病院)
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第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

多施設共同研究によるC型慢性肝炎に対するTVR 3剤療法の血清脂質からみた効果予測の検討
梶原 英二(九州大関連肝疾患研究会)
【目的】C型慢性肝炎に対するPEG-IFNα2b・RBV・TVR 3剤療法が実臨床で導入された.今回,3剤療法の有効性について,血清脂質の観点から多施設で前向きに調査した.【方法】対象は,2011年12月から2013年2月まで3剤療法を受けた,C型慢性肝炎452例(男性226例,女性226例,年齢中央値62歳)で,治療終了12週後の持続的ウイルス陰性化(SVR12)が判定できた262例(Naive...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

C型慢性肝炎に対するTelaprevir/PEG-IFN/RBV 3剤併用療法の有効性と安全性 -多施設(九州C型肝炎研究会)共同研究-
井戸 章雄(鹿児島大大学院・消化器疾患・生活習慣病学)
【目的】九州C型肝炎研究会において実施されているC型慢性肝炎に対する3剤併用療法の多施設共同研究の成績を報告する.【方法】2011年12月より2012年12月までに3剤併用療法が開始された393例を対象として,下記の項目について検討した.1) 臨床背景,2) HCV消失率(前治療効果別・IL28B遺伝子多型別・ITPA遺伝子多型別・コア蛋白変異AA70別),3) 主な有害事象【結果】1) 平均年齢...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

C型慢性肝炎に対するTelaprevir/Peg-IFNα2b/RBV 3剤併用療法の有効性
梅村 武司(信州大・消化器内科)
【目的】 C型慢性肝炎に対するTelaprevir (TVR)/Peg-IFN/RBV併用療法の治療効果を検討した.【方法】 対象は当院および関連施設において3剤併用療法を行った1型C型慢性肝炎99例である.男性/女性 57/42例,平均年齢58歳(30-79歳:66歳以上18例).IFN治療歴:初回治療/再燃/無効/不明 46/34/17/2例.TVR投与量 2250mg/1500mg 40/5...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

PEGIFNα/Ribavirin/Telaprevir 3剤併用療法の治療効果
片野 義明(名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】1型高ウイルス量のC型慢性肝炎に対するPEGIFNα/Ribavirin/Telaprevir(TVR) 3剤併用療法は高い治療効果が期待されているが,実臨床においては65歳超の高齢者も対象とし,TVRも適宜減量されており,現状での治療効果を検討する.【方法】当院及び関連施設においてPEGIFNα/Ribavirin/Telaprevir 3剤併用療法を行い治療終了後4週以上経過した1型高...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

IL28B GenotypeとISGs発現量を用いたテラプレビル併用抗HCV療法の効果予測と治療期間に関する検討
島上 哲朗(金沢大大学院・消化器内科学)
【目的】我々は,C型慢性肝炎に対するPEG-IFNα2b(PEG)/Ribavirin(RBV)療法においてIL28B Genotypeと治療開始前の肝臓におけるInterferon Stimulated Genes(ISGs)発現量が治療効果予測に有用であることを報告してきた(Gastroenterology,2011).今回我々はテラプレビル併用3剤療法におけるIL28B GenotypeとI...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

1型高ウイルス量のC型慢性肝疾患に対するテラプレビル1500mg/12時間毎(2回投与法)と2250mg/8時間毎(3回投与法)の有効性および安全性に関するランダム化比較臨床試験
川上 由育(広島大病院・消化器・代謝内科)
【目的】TVRの2回投与法と3回投与法におけるTVRの血中動態の確認,有効性および安全性の検討を行った.【方法】IL28B遺伝子がT/TあるいはIFN前治療が再燃のnonT/Tである1BHのC型慢性肝炎患者を対象とした.症例を中央登録し前治療歴,HCVcoreAA70,年齢,性別,体重,Hb値を層別因子として最小化法により割付を行った.PegIFN/ribは規定投与量とし,TVRは1回750mgを...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

発がんリスクを考慮したテラプレビル3剤併用療法の適応と治療効果
朝比奈 靖浩(東京医歯大・消化器内科, 東京医歯大・肝臓病態制御学)
【目的】抗ウイルス治療例の発がんリスクを検証し,テラプレビル(TVR) 3剤併用療法の効果と安全性から発がん抑止を目指した治療戦略を検討した.【方法】[1] PEG-IFN±RBV療法施行536例(中央値56歳,M/F=281/255,1b/others=356/180)のコホートを対象とし,治療効果と発がん率を検討した. [2] TVR 3剤併用療法を施行したC型慢性肝炎202例(中央値59歳,...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

Peg-interferon・Ribavirin先行投与の反応性に基づくC型肝炎の治療法選択と抗ウイルス治療による発癌抑止効果の検討
黒崎 雅之(武蔵野赤十字病院・消化器科)
【目的】次世代HCV治療薬の臨床導入を視野に入れ治療要求度と治療効果予測を勘案した治療法選択が求められる.Telaprevir(TVR)併用の治療効果はPeg-interferon・RBV(PR)併用に対する反応性に依存するため,本研究ではPR Lead-inによるTVR治療効果予測について検討した.またTVR使用が困難な高齢者に対するinterferon(IFN)治療の発癌抑止効果を検討した.【...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

発癌リスクと宿主・ウイルス遺伝子からみたC型肝炎治療
坂本 穣(山梨大附属病院・肝疾患センター)
【目的】C型肝炎治療は急速な進歩を遂げ副作用の少ない次世代Protease Inhibitor(PI)や経口剤の実用化も近い一方,発癌まで猶予のない症例も存在する.そこで発癌リスクをTransient elastgraphy(TE)から,治療反応性をウイルス因子・宿主因子から評価し現時点での治療方針を検討した.【方法】1)発癌リスクの検討:PEG-IFN(P)+Ribavirin(R)治療後3年以...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

TVR/Peg-IFN/RBV併用療法時のTVR・RBV至適投与量の検討
狩野 吉康(札幌厚生病院・3消化器科(肝臓科))
【目的】TVRを含む三剤併用療法においては重篤な副作用を回避して治療を完遂するため,個々の症例に最適な薬剤投与量の設定が望まれる.高度の貧血と腎機能障害を回避し,治療を完遂するためのTVRとRBVの用量設定を試みた.【方法】三剤併用療法を施行したC型慢性肝炎62例(男34例,女28例,IL28B genotype: Major 41例,Non-major 21例)を対象とした.薬剤の投与量は平成2...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

Telaprebir/Peg‐IFN/RBV3剤併用療法の治療副効果・副作用予測因子の検討
須田 剛生(北海道大・消化器内科)
【背景/目的】Telaprevir(TVR)/Peg-IFN/リバビリン(RBV)三剤併用療法に対する治療反応性と副作用発現予測の解析は十分でない.そこで我々は,ウイルス陰性化に寄与する治療効果予測因子と副作用発現予測因子の解析を行った.【方法】当院,関連施設において三剤療法を施行した90例を対象とし,治療終了後4週後ウイルス学的著効(SVR4)に関与する因子,皮疹発現予測因子の検討を行った.【成...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

TVR3剤併用療法の治療効果規定因子
島田 紀朋(新松戸中央総合病院・消化器・肝臓科)
【目的】C型慢性肝炎(CHC)に対するTVR3剤併用療法の登場により従来のSOCに比しSVR率は向上したが,前治療NVRのSVR率は十分ではない.そこで実地臨床における治療成績を解析し治療効果規定因子を検討した.【方法】対象はGenotype1のCHCで3剤併用療法を開始し4週以上施行した206例.RVR,ETR(T12PR24終了時または中止時),SVR12( SVR)を検討した.なおT12PR...

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Telaprevirを用いた3剤併用療法:IL28B SNPs,Adherence,Responseに応じて延長投与するプロトコールの有用性
菅原 通子(埼玉医大・消化器内科・肝臓内科)
【目的】Telaprevirを用いた3剤併用療法の治療効果向上を目指し,IL28BのSNPs,薬物投与量,HCV-RNA陰性化時期に応じて治療期間を設定するAG&RGTトライアルを多施設共同で実施している(大学IRB承認).今回SVR率から見たその有用性を報告する.
【方法】対象は2013年2月末までに登録された269例(初回122例,再燃91例,無効48例,前治療効果不明8例).治療期間は...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

生体肝移植後C型肝炎再発に対する治療戦略
吉住 朋晴(九州大・消化器総合外科)
(はじめに)C型肝炎に対する生体肝移植後の肝炎再発はほぼ必発であるが,その治療は容易ではなく,また治療法に関する一定の見解は得られていない.(対象と方法)C型肝炎に対して生体肝移植を施行した153例.組織学的C型肝炎再発を認めたものにペグインターフェロン(PEGIFN)・リバビリン(RBV)療法を行っており,VR後48週継続治療を基本としている.(結果)94例(1型82例,2型12例)にPEGIF...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

肝移植後C型肝炎に対するテラプレビルを含む3剤併用療法
上田 佳秀(京都大・消化器内科)
【目的】肝移植後C型肝炎に対するペグインターフェロン(PEG-IFN)+リバビリン(RBV)治療は効果が低く有害事象が多いことが明らかになっている.そのため,テラプレビル(TVR)を含む3剤併用療法による治療効果向上が期待されていたが,TVRは薬物代謝酵素CYP3A4/5に対して強い阻害作用を有するため,移植後患者に用いられるカルシニューリン阻害剤の血中濃度を顕著に上昇させることが問題とされる.今...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

難治性C型肝炎に対するTVR/Peg-IFN/RBV併用療法ならびにSimeprevir(TMC435)/Peg-IFN/RBV併用療法の有効性と安全性について
平松 直樹(大阪大大学院・消化器内科学)
難治性C型肝炎に対して,現在数多くのDAA製剤の開発が行われ,IFN freeのDAA combinationの臨床試験も進んでいる.しかし,高齢者や線維化進展例などの高発癌リスク群では,より早期のHCV排除が必要である.2011年に保険認可されたTVR/ Peg-IFN/RBV併用療法では,Peg-IFN/RBV併用療法に比し,治療効果は向上するが,副作用の増強が懸念される.今回,OLF参加施設...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

C型慢性肝炎に対するDAA製剤の治療成績
鈴木 文孝(虎の門病院・肝臓センター)
【目的】C型慢性肝炎に対する治療は,Telaprevir(TVR)をはじめとするDAA製剤が,中心となっている.現在行われているTVRとPeginterferon(PEG),Ribavirin(RBV)併用療法の治療成績を検討した.さらにIFNを使用しないDAA2剤併用療法の成績を検討した.【方法】(1) PEG/RBV/TVR治療;対象は,当院にて第III相試験を行った61例(Group A)と...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開

C型慢性肝炎に対するFaldaprevir+BI 207127+Ribavirin経口療法による第2相試験
八橋 弘(国立長崎医療センター・臨床研究センター)
【目的】海外では,未治療のC型慢性肝炎(CHC)患者を対象としたFaldaprevir(FDV; BI 201335,プロテアーゼ阻害剤)/BI 207127(非核酸型ポリメラーゼ阻害剤)/Ribavirin(RBV)の16週間3剤併用療法第2相試験で,Genotype(GT) 1b患者で95%のSVR率を報告している(SOUND-C3試験, Zeuzem et al. APASL 2013).今...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎治療の新展開