セッション

検索結果は16件です。

Liver Transplantation for Hepatitis C-related Hepatocellular Carcinoma
M. E. Schwartz(Recanati/Miller Transplantation Institute, Mount Sinai Medical Center)
Nearly all cases of hepatitis C (HCV)-related hepatocellular carcinoma (HCC) occur in patients with advanced fibrosis or cirrhosis, and in patients with HCV cirrhosis HCC is the leading cause of death...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

SVR肝癌のリスク予測におけるShearWave Elastographyの有用性
今井 康晴(東京医大・消化器内科)
【目的】C型肝炎に対する抗ウイルス療法はInterferon,Ribavirinの他にDirect-acting Antiviral Agentsの使用が可能となり,今後,sustained virological response(SVR)症例が増加してくるものと思われる.しかし,SVRに至っても肝癌を発症する症例を認め,高齢,AFP高値,血小板低下,高度肝線維化がそのリスクとして挙げられている...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

C型肝炎における発癌リスクを評価する新規バイオマーカーAKR1B10
佐藤 俊輔(順天堂大静岡病院・消化器内科)
【目的】アルドケト還元酵素AKR1B10は,従来肝癌での発現亢進が報告されてきた分子である.しかし近年我々はC型慢性肝炎や肝硬変の一部の症例でAKR1B10発現が認められ,肝発癌リスクを反映する可能性を報告してきた(Liver Int 2012).今回多数例を用いてAKR1B10発現の肝発癌リスクを評価した.
【方法】当院で肝生検を行い,なおかつ1年以上経過観察しえたC型慢性肝炎338症例を...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

アミノインデックス技術によるC型肝硬変由来肝細胞癌バイオマーカーの検討
白石 光一(東海大・消化器内科)
【目的】AFPとPIVKA IIの組み合わせは肝細胞癌診断において7割程度診断に有用であるが,陰性例では早期の診断は困難である.そこで,複数のアミノ酸濃度を変数として目的にあった多変量式を選択する「アミノインデックス技術」を用いて,肝細胞癌の診断可能性について検討した.【方法】C型肝硬変29名およびC型肝硬変肝細胞癌24名,健康人コントロールは健診センター人間ドックを受診した受診者のうち,マッチン...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

慢性肝疾患におけるDPP-4活性の臨床的意義
甲賀 啓介(甲賀病院・消化器内科, 大阪大大学院・消化器内科学)
【目的】DPP4 (Dipeptidyl Peptidase-4)は,GLP-1などのN端の2つのペプチドを切断する酵素である.血清中のDPP4活性は,癌肥満などのさまざまな疾患によって変動することが知られているが,慢性肝疾患における詳細な検討はない.一方,我々はNK細胞感受性の主要な規定因子であるMICAが,慢性肝疾患において発現することや,癌の浸潤・転移に重要な役割を果たすプロテアーゼの一群で...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

SarcopeniaとC型肝癌再発の関連性の検討
蒲池 紗央里(佐賀大附属病院・肝臓・糖尿病・内分泌内科)
【目的】近年,肝硬変,肝癌患者の予後にsarcopenia(SP: 筋肉減少)が寄与することが報告されており,SPの評価法として第3腰椎レベルCTの筋肉面積L3 SMI (Skeletal Muscle Index: cm2/m2)が用いられる.筋肉量には男女間で差があることからcut-off値を男性52.4,女性38.5とする報告が多い.今回,肝癌の再発にSPが関与するかを検討した.【方法】対象...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

非環式レチノイドと分岐鎖アミノ酸を用いた肝発癌抑制-肥満関連肝発癌抑制と両剤の併用投与による相乗的肝癌細胞増殖抑制-
清水 雅仁(岐阜大大学院・消化器病態学)
【目的】インスリン抵抗性をはじめとする肥満や糖尿病に関連した病態は,C型肝炎を背景とした肝発癌を促進する.従って,C型肝炎関連肝発癌予防を実践するためには,これらの病態を踏まえた治療戦略が重要である.今回我々は,肝発癌抑制効果が期待されている非環式レチノイド(ACR)と分岐鎖アミノ酸(BCAA)が,肥満に関連した肝腫瘍形成を抑制するか,また両剤の併用によって肝癌細胞の増殖が相乗的に抑制されるか検討...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

分岐鎖アミノ酸 (BCAA) 製剤による肝癌再発予防: 可溶性VEGF Receptor 2を用いた治療効果判定の試み
吉治 仁志(奈良県立医大・消化器・内分泌代謝内科)
【目的】肝癌治療後の再発は患者予後を不良にする要因であり再発予防法の確立はC型肝炎患者の予後改善に向けた重要な課題である.一方,C型肝炎ウイルスはインスリン抵抗性(IR)を誘発することや,血管内皮増殖因子(VEGF)を誘導して血管新生を促進することが報告されている.分岐鎖アミノ酸(BCAA)製剤はIR改善およびVEGF抑制作用を有すると共に,IRを伴いやすいBMI25以上の肝硬変患者において累積肝...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

C型慢性肝炎からの発癌:ミトコンドリア遺伝子変異との関連について
榎本 平之(兵庫医大・内科(肝・胆・膵科))
【背景】DAA(Direct Antiviral Agent)で高率にHCV排除が望める時代も近いが,HCVが完全消失 (SVR)した症例にも発癌は認められる.IFN治療によるSVR後は年率約0.5%程度で発癌が認められるが,一方でIFNを含まない治療でのHCV排除後の発癌率は明らかではない.ミトコンドリアDNA (mtDNA)は修復酵素を持たず一旦生じた変異が保持されやすく,その異常はDNA傷害...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

高齢者C型肝炎に対する瀉血療法と抗ウイルス療法の発癌予防効果の比較:多施設共同
勝島 慎二(R24肝臓カンファレンス, 国立京都医療センター・消化器科)
【目的】70歳以上の高齢者C型肝炎における瀉血療法とinterferon(IFN)療法の発癌予防効果を多施設共同で比較検討した.【方法】対象は2004年から2011年までに研究会参加11病院において瀉血あるいはIFN療法を70歳以上で開始した肝癌治療歴のない,C型慢性肝炎全症例.ALT正常化(BR:治療開始以降に24週間以上ALT≦30IU/ml)率,AFP正常化(<5ng/ml)率,SVR率,副...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

C型慢性肝疾患に対するPeg-IFN/RBV併用療法と肝発癌に関する検討-多施設(OLF)共同研究-
藥師神 崇行(大阪大大学院・消化器内科学)
【目的】C型慢性肝疾患に対する抗ウイルス療法の発癌抑制効果が明らかになっているが,著効例あるいは非著効例における肝発癌に関する検討はいまだ十分ではない.今回,C型慢性肝疾患に対するPeg-IFN/RBV併用療法の治療効果別の発癌抑制効果と発癌様式について検討を行った.【方法】OLF参加施設においてPeg-IFNα2b/RBV併用療法を施行されたC型慢性肝疾患4641例のうち,2008年12月31日...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

C型肝炎IFN治療SVR後の肝発癌および予後に関する検討
長沖 祐子(広島大病院・消化器・代謝内科)
【目的と対象】1)当院及び関連施設にて,C型肝炎IFN療法によりSVRが得られた1979例(1991~2010年)を対象とし,SVR後肝発癌率および発癌に寄与する因子を解析した.2)当院にて加療を行ったSVR後肝発癌64例(1991~2013年2月)の臨床的背景と予後を解析した.【結果】1)SVR1979例において,SVR後肝発癌例は65例.観察期間中央値47ヶ月.10年発癌率6%,20年発癌率1...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

C型慢性肝炎インターフェロン著効例における肝発癌のリスクと著効後のfollow-up
豊田 秀徳(大垣市民病院・消化器内科)
【目的】C型肝炎のインターフェロン著効(SVR)後においても肝発癌が観察され,SVR後のfollow-upの必要性が指摘されている.SVR後の発癌リスクについて解析し,follow-upの必要性とその頻度について検討した.【方法】C型慢性肝炎のインターフェロンSVR例522例について検討した.SVR後も半年に1回の外来follow-upを継続し,その後の肝細胞癌の発生率とその危険因子を解析した.【...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

C型肝癌局所療法後のIFN療法の実態と再発および予後についての検討
南 達也(東京大・消化器内科)
【目的】C型肝炎関連肝癌に対する局所療法後のIFN療法の施行状況を調べ,肝癌の再発抑止効果と予後改善効果について検討した.【方法】1992年1月から2009年12月までに当科で初発C型肝癌に対して根治的に経皮的局所療法を施行した1193例を対象とした.発癌後IFN施行群の背景,regimen,効果,副作用を検討した.また,発癌後IFN非施行群の中から年齢,性別,肝機能,腫瘍条件をマッチさせ,さらに...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

インターフェロン治療SVRによるC型肝炎関連肝細胞癌切除例の再発抑制
上西 崇弘(大阪市立大大学院・肝胆膵外科学, 石切生喜病院・外科)
【目的】インターフェロン(IFN)治療によりSVRとなったC型肝炎(HCV)症例では活動性肝炎が沈静化することで肝発癌リスクが低下する. また,SVR後に発生した肝癌に対する肝切除例や肝癌根治切除術後のIFNによりSVRが獲得された症例では術後再発が有意に抑制されることが示唆されている.【方法】2000年以降の10年間にまでに根治切除術が施行された5cm以下単発かつ術前血小板数5万以上であったHC...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで

HCV関連肝癌治療後のPEGIFN/リバビリン/テラプレビル併用療法の現状
吉本 剛志(国立九州医療センター・消化器内科)
【目的】肝癌再発予防を目的に肝癌治療後のHCV排除を目的に当院でPEGIFN/リバビリン併用療法を行い抗ウイルス効果,肝癌再発抑止効果について報 告してきた.同療法ではIb型高ウイルス群,線維化進展例でのSVR率(ITT解析)は30%であった.今回,肝癌治療後の症例に対してテラプレビルを含 めた3剤併用療法を行い,その有用性について検討する.【対象と方法】当院において肝癌治療後に3ヶ月間以上再発な...

第55回日本消化器病学会大会C型肝炎を背景とした肝細胞癌-予防から再発治療まで