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検索結果は13件です。

同種造血幹細胞移植後のHBV再活性化に寄与する因子の検討
高橋 和弘(浜の町病院・肝臓内科)
【目的】 HBsAg陰性、HBcAb and/orHBsAb陽性の血液疾患症例の造血幹細胞移植後に高率にHBVの再活性化が起こることが知られている。同種造血幹細胞移植後のHBV再活性化率を明らかにするとともに、再活性化に寄与する因子を検討したので報告する。【方法】  2003年1月から2011年9月までに施行された同種造血幹細胞移植391例。移植前HBsAg陰性でHBcAb and/orHBsAb...

第54回日本消化器病学会大会B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療

追跡可能な全症例から抽出した、造血器悪性腫瘍治療後のHBV再活性化21症例の検討
河野 聡(北九州市立医療センター・内科)
【目的】造血器悪性腫瘍の治療後に生じたHBs抗原陰性からのHBV再活性化症例の特徴を検討する。【方法】1995年から2012年2月までに入院した造血器悪性腫瘍患者1632例が対象。調査を開始した2010年1月以降の276例は、既往感染症例を対象に最終治療後もHBs抗原あるいはHBVDNAを追跡した。調査開始以前の入院症例1356例は、原疾患治療前と現在のHBVマーカーを比較検討した。【成績】21例...

第54回日本消化器病学会大会B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療

B細胞性リンパ腫治療における、月1回のHBV-DNAモニタリングはHBV再活性化による肝炎発症対策として有用である
楠本 茂(名古屋市立大大学院・腫瘍・免疫内科学)
【目的】B型肝炎ウイルス(HBV)既往感染歴を持つB細胞性非ホジキンリンパ腫(B-NHL)における、リツキシマブ(R)+ステロイド併用化学療法中のHBV再活性化の頻度およびHBV-DNAモニタリングによるpreemptive therapyの有用性を検証する。
【方法】対象はR+ステロイド併用化学療法を施行するHBV既往感染(HBc抗体陽性and/or HBs抗体陽性)の未治療CD20陽性B...

第54回日本消化器病学会大会B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療

血液悪性腫瘍に対する化学療法施行例におけるHBV再活性化と核酸アナログ製剤による再活性化予防効果の解析
森 奈美(広島赤十字・原爆病院・肝臓センター, 広島肝臓study group)
【背景・目的】近年、B型肝炎ウイルス(HBV)感染既往者に対する化学療法や免疫抑制療法において、治療中、治療後にHBV増殖の再活性化に伴うde novo肝炎の発症が問題視されるようになった。本研究では、血液悪性腫瘍に対する化学療法施行例においてHBV再活性化の実態と核酸アナログ(NAs)による再活性化予防効果について検討した。【対象】2006年9月~2012年1月までに当院および関連病院にて血液悪...

第54回日本消化器病学会大会B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療

悪性リンパ腫におけるHBs抗体とHBV再活性化の関連性
詫間 義隆(倉敷中央病院・消化器内科)
【目的】「免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎対策ガイドライン」では HBsAg陰性でHBcAb陽性and /or HBsAb陽性であればHBV-DNA含めた月1回のモニタリングが必要である.しかしながらHBsAbとHBV再活性化について検討された報告は少なく今回我々はこれらの関連性を明らかにする.【方法】2005年から2011年に当院で化学療法した悪性リンパ腫(ML)1021例(803例ri...

第54回日本消化器病学会大会B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療

肝移植後B型肝炎の再発予防 -HBIG12カ月間投与+長期核酸アナログ療法の有用性-
田中 智大(University Health Network, University of Toronto)
【背景】HBIG及び核酸アナログ製剤(NA)の導入後、肝移植後B型肝炎の再発率は著しく低下したが、費用対効果・コンプライアンス等の点から未だ最適なprotocolは確立されていない。当施設では肝移植後慢性B型肝疾患患者に対し、低用量HBIG+NA併用を導入し1年後にHBIGを投与終了しNA単独長期継続へ移行する再発予防法を1999年から採用した。【方法】当protocolではHBIGをAnhepa...

第54回日本消化器病学会大会B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療

演題取り消し
 
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第54回日本消化器病学会大会B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療

リツキシマブ以外の免疫抑制・化学療法によるHBV再活性化:治療前および治療中におけるウイルス指標の評価
中尾 将光(埼玉医大病院・消化器内科・肝臓内科)
【目的】厚労省研究班ではリツキシマブ以外の免疫抑制・化学療法による再活性の実態を前向きに検証している。高リスク群を明らかにするため,治療前のウイルス指標および再活性化時のウイルス変異を解析した。【方法】2012年2月末までに登録されたB型既往感染282例(血液120,リウマチ116,腫瘍35、腎臓11)を対象とした。ガイドラインに準拠してモニタリングを行い,HBV-DNAが検出された症例では,登録...

第54回日本消化器病学会大会B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療

免疫抑制・化学療法を受けたHBVキャリアーおよびHBV既往感染者におけるHBV再活性化の検討
仁科 惣治(川崎医大・肝胆膵内科)
【目的】近年リウマチ疾患等に対する生物学的製剤のHBV再活性化リスクが指摘されているが大規模な検討がないのが現状である。そこで当院における免疫抑制・化学療法を受けたHBV既往感染者の再活性化について検討した。【対象と方法】2008年1月~2012年2月に免疫抑制・化学療法を受けた既往感染者137例の再活性化率ならびに既往感染者における再活性化関連因子を検討した。【結果】HBV再活性化率は10.2%...

第54回日本消化器病学会大会B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療

抗腫瘍剤・免疫抑制剤使用時のHBVマーカーの検討
安田 諭(大垣市民病院・消化器内科)
【目的】免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎が時には致死的となるため近年注目され2009年には対策ガイドラインが提示された。しかし固形癌等の一般の化学療法時にどの程度発症するかは意外と知られてはいない。今回われわれはよく使用される薬剤でのB型肝炎再活性化について解析した。【方法】対象は2006年から2011年の間に抗腫瘍剤もしくは免疫抑制剤で治療された2658例である。内訳はオキザリプラチン(...

第54回日本消化器病学会大会B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療

De novo B型肝炎におけるHBV遺伝子変異と予後との関連
梅村 武司(信州大・消化器内科)
【目的】 De novo B型肝炎における劇症化とウイルス変異との関連を解析した。【方法】 厚生労働省研究班(熊田博光班長)で行った全国調査では2000年から2004年、2006年から2010年の10年間に計39例のde novo B型肝炎症例と急性B型肝炎232例が登録された。保存血清のあるde novo 肝炎(劇症化5例、非劇症化11例)と急性肝炎(劇症化3例、非劇症化7例)症例を対象に、劇症...

第54回日本消化器病学会大会B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療

HBV再活性化時における宿主免疫動態の解析
木村 公則(がん・感染症センター都立駒込病院・肝臓内科)
【目的】B型肝炎ウイルス(HBV)の既感染例に対して化学療法や免疫抑制剤投与後にHBVの再活性化を生じることが問題となっているが、いまだ宿主因子側の関与は不明な点が多い。今回我々は、HBVキャリアとHBV既感染例の血清cytokine,抗原特異的CTL数の比較および再活性化症例(6例)の経時的な免疫学的解析の結果を報告する。【方法】HBV既感染症例(34例)、無症候性HBVキャリア症例(ASC)(...

第54回日本消化器病学会大会B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療

溝上 雅史(国立国際医療研究センター・肝炎・免疫研究センター)
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第54回日本消化器病学会大会B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療