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検索結果は11件です。

切除可能進行胃癌に対する集学的治療:世界の動向
佐野 武(がん研有明病院・消化器外科)
切除可能な進行胃癌に対する術前・術後の補助療法の有効性が示されたのは,まだ今世紀になってからである.米国における術後補助化学放射線療法(INT0116試験),欧州における術前・術後3剤併用化学療法(MAGIC試験),本邦における術後補助単剤化学療法(ACTS-GC試験)により,それぞれの地域で標準治療が確立された.以来,これらの治療法を対照として多くの臨床試験が計画・遂行され,新しい知見が集積され...

第55回日本消化器病学会大会進行胃癌に対する集学的治療の標準化に向けて

Multidisciplinary care in advanced gastric cancer- What is the future of chemoradiation in gastric cancer
T. S. Hong(Massachusetts General Hospital/Harvard Medical School, Gastrointestinal Radiation Oncology)
For medically operable patients with resectable gastric or gastro-esophageal (GE) junction cancer, the standard of care is surgical resection. Surgery alone is not optimal treatment for patients with ...

第55回日本消化器病学会大会進行胃癌に対する集学的治療の標準化に向けて

新規胃癌術後補助化学療法多施設共同試験(JACCRO START-2):Stage III 治癒切除胃癌を対象としたS-1+Docetaxel併用療法とS-1単独療法のランダム化比較第3相試験
藤井 雅志(日本大・消化器外科)
わが国ではACTS-GCの結果より,StageII,IIIの胃癌患者に対して,S-1を1年間投与することが標準治療となった.しかしながらStageIIIの成績は改善の余地があることが課題とされている.進行再発胃癌の標準治療であるS-1+CDDP療法を補助化学療法に組み入れるにはfeasibilityならびに入院加療を要する点で実現性が困難であるとされ,CDDPに代わると予想されるoxaliplat...

第55回日本消化器病学会大会進行胃癌に対する集学的治療の標準化に向けて

根治切除可能な進行胃癌を対象とした術前Docetaxel/S-1併用補助化学療法の多施設共同phase II study(最終3年観察結果)
沖 英次(九州大大学院・消化器・総合外科学)
【背景】切除可能胃癌に対する術前化学療法の有用性は明らかではない.我々は,切除可能なStage III 進行胃癌の治療成績向上を目的としたbiweekly Docetaxel/S-1 併用療法の術前補助化学療法の多施設共同臨床第II 相試験を実施した.今回は試験終了3年経過後の予後が確定したので最終報告を行う.【方法】対象は,年齢20-8歳,PS0-1,経口摂取可能な,胃癌取り扱い規約12版による...

第55回日本消化器病学会大会進行胃癌に対する集学的治療の標準化に向けて

根治切除可能な大型3型・4型進行胃癌に対する術前DCS療法の検討
佐藤 勉(横浜市立大・外科治療学, 神奈川県立がんセンター・消化器外科)
【はじめに】高度進行胃癌に対する術前化学療法としてDCS療法(TS-1/CDDP/Docetaxel併用療法)の効果と安全性について検証するII相試験を2009年10月より開始した.【方法】大型3型,4型胃癌,またはBulkyN2のリンパ節転移症例を対象とし,全例審査腹腔鏡を施行.P0CY0を確認の後,2コースのDCS療法の後に胃切除術を施行,1年間のTS-1内服をprotocol治療に規定,組織...

第55回日本消化器病学会大会進行胃癌に対する集学的治療の標準化に向けて

進行胃癌に対する術前補助化学療法の2X2ランダム化phase II COMPASS trial:中止理由の詳細と早期解析結果
吉川 貴己(神奈川県立がんセンター・消化器外科)
【背景】術前化学療法(NAC)は,薬剤のComplianceが高く注目されているが,至適なコース数/レジメンは明らかではない.【方法】cStage2の食道浸潤胃癌・大型3型・4型胃癌,cStage3胃癌,P1/CY1/N3/T4N2で根治切除可能なcStage4胃癌を対象に,NACとして,S-1+CDDP (SC)vs PTX+CDDP(PC),2コース vs 4コースの合計4群を比較する.SCは...

第55回日本消化器病学会大会進行胃癌に対する集学的治療の標準化に向けて

根治切除可能な大型3型 / 4型胃癌に対する術前TS-1+CDDP併用化学放射線療法 第I/II相臨床試験 (OGSG 1205)
加藤 寛章(近畿大・外科, 大阪消化管がん化学療法研究会(OGSG))
【はじめに】大型3型胃癌や4型胃癌の大部分は腹膜転移により再発し,根治手術を行ったとしても予後は極めて不良であり,術前補助療法の予後改善効果が期待されている.我々は,根治切除可能な大型3型/4型胃癌を対象として,術前TS-1+CDDP併用化学放射線療法を計画し,安全性と有効性を評価すべく第I/II相臨床試験を開始した.今回そのプロトコールを紹介する.【目的】第I相の主要評価項目は最大耐用量および推...

第55回日本消化器病学会大会進行胃癌に対する集学的治療の標準化に向けて

胃癌の臨床データ,組織像と発現分子による術前補助化学放射線療法の選択
井上 達史(香川県済生会病院・外科, 香川大・消化器外科)
【目的】現在,局所高度進行胃癌の治療に対して,多くの臨床試験が組まれており,術前補助化学療法 (NAC)が標準治療となりつつある.しかし,我々は腫瘍の局所制御は術前補助化学放射線療法 (NACRT) が NAC より優れていると考え,臨床試験を実施してその結果を報告してきた.NACRT 後の腹膜転移再発は 6.7% と低く,予後の改善に貢献したと考えられたが,CRT 低感受性の症例 (組織学的効果...

第55回日本消化器病学会大会進行胃癌に対する集学的治療の標準化に向けて

進行胃癌に対するDocetaxel+CDDP+S-1(DCS)療法による集学的治療戦略
大沼 啓之(札幌医大・4内科)
【目的】近年,切除不能大腸癌においてconversion therapyの有効性が報告されているが,胃癌におけるconversionの意義は明らかではない.これまで我々は切除不能進行胃癌に対する一次治療としてDocetaxel+CDDP+S-1(DCS)併用療法を行い,conversionを達成し手術(adjuvant surgery)を施行後に長期生存が得られた症例を多数経験した.そこで今回,D...

第55回日本消化器病学会大会進行胃癌に対する集学的治療の標準化に向けて

腹膜播種を標的とした進行胃癌治療の展望 - 腹腔内反復化学療法の臨床的意義
北山 丈二(東京大・腫瘍外科)
【背景】腹膜播種は進行胃癌患者の予後を考える上で最も重要な課題の一つである.我々は播種を有する進行胃癌に対するS1+Paclitaxel(PTX) 経静脈・腹腔内併用療法(iv+ip)の有用性を報告してきた.今回,播種を標的とした進行胃癌に対する腹腔内化学療法の意義を考察する.【対象と方法】審査腹腔鏡によりP1またはCY1を確認した100例に対し,腹腔ポートを造設,S1 (80mg/day)+PT...

第55回日本消化器病学会大会進行胃癌に対する集学的治療の標準化に向けて

幽門狭窄を伴う進行胃癌の治療成績と今後の展望
山下 裕玄(東京大・消化管外科)
胃癌による狭窄のため経口摂取が不良となった場合,栄養障害の有無・T4bの可能性・遠隔転移の有無などから治療方針は多岐に渡る.術前の栄養サポート,手術治療も切除かバイパスか,あるいは化学療法を先行させるべきか迷うことも少なくなく,標準化された指針はないと考える.当院での成績を後方視的に検討し,将来の展望を考察したい.内視鏡が不通過,食物残渣あり,嘔吐などの症状を有するものを幽門狭窄症例とし,残胃の症...

第55回日本消化器病学会大会進行胃癌に対する集学的治療の標準化に向けて