セッション

検索結果は15件です。

当科における原因不明消化管出血の診断について
林田 真理(杏林大・3内科)
【目的】本邦における原因不明消化管出血の定義は、上部・下部内視鏡検査を行っても原因不明の消化管出血である.原因不明消化管出血は、顕在性出血や潜在性出血に大別されるが,厳密に区別して検討されることはこれまで少なかった.今回、我々は原因不明消化管出血を顕在性出血と潜在性出血とに厳密に区別した上で、それぞれの群における特徴を明らかにすることが目的である。【方法】2004年4月から2011年8月までに当科...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

原因不明消化管出血の病態別にみたカプセル内視鏡診断を通じたアルゴリズムの相違点と妥当性
若松 隆宏(関西医大・3内科)
【目的】原因不明消化管出血(OGIB)に対しカプセル内視鏡(CE)は有用でありその診断アルゴリズムは施設間で若干異なるがCEが第一選択となりつつある.しかしCEのみで確定診断はできずその所見を通じバルーン内視鏡(BAE)適応の是非を検討する事が一般的であるためCE診断後の経過を検討しその妥当性を評価する必要がある.今回当施設での症例を通じ顕在性(ongoing overt, previous ov...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

原因不明消化管出血における小腸血管性病変・潰瘍性病変のリスクファクター
酒井 英嗣(横浜市立大・消化器内科)
【目的】カプセル内視鏡(CE)やバルーン内視鏡(BAE)の普及に伴って,原因不明消化管出血(OGIB)の病態が解明されつつある.しかし,顕在性(overt)と潜在性(occult)を厳密に区別した検討は少ない.そこで我々は多施設で症例を集積,overtとoccultを厳密に区別したうえで,小腸病変のリスクファクターを検討した.【方法】横浜市大病院,茅ヶ崎市立病院,横浜労災病院においてCEを施行した...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

潜在性消化管出血例におけるカプセル内視鏡の意義 - ネットワーク登録症例の解析 -
光藤 章二(京都九条病院・消化器内科)
【目的】われわれは大学関連施設間で,カプセル内視鏡診断ネットワークを構築している.このネットワーク登録症例を用いて,OGIBの臨床像を解析し,特に潜在性出血例におけるカプセル内視鏡の意義について検討した.【方法】2008年8月から2012年2月までにネットワークに登録された309例のうち,OGIB精査を目的とした247例を顕在性出血(Ov群)144例,潜在性出血(Oc群)103例に分け,病変検出率...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

出血症状別によるダブルバルーン内視鏡による原因不明消化管出血の診断
三井 啓吾(日本医大・消化器内科)
【背景】カプセル内視鏡(CE)やバルーン内視鏡(BAE)によって,原因不明の消化管出血(OGIB)の診断は容易となったが,これまでの画像診断も含めた効率的な診療戦略が重要と思われる.出血症状のパターンにより,異なった診断手順を取るべきかに関しての情報は乏しい.
【目的】OGIBの出血症状別による診断の差異を明らかにし,より効率的な検査手順を検討する.
【対象・方法】2003年7月より当...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

原因不明消化管出血に対するダブルバルーン小腸内視鏡を用いた内視鏡的アプローチの現状~阪大小腸study groupにおける多施設検討~
前川 聡(大阪大・消化器内科)
【目的】原因不明消化管出血(OGIB)に対するダブルバルーン内視鏡(DBE)を用いた内視鏡的アプローチの現状について、顕在性出血例と潜在性出血例を区別し、検討する。【方法】大阪大学関連8施設(阪大小腸study group)においてDBEが施行されたOGIB 265症例445回の多施設後ろ向き検討。吐下血、血便などの肉眼的出血が確認されたOGIB症例を顕在性出血例、貧血や便潜血検査陽性(化学法、免...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

当院での原因不明の消化管出血におけるカプセル内視鏡の有用性についての検討
小形 典之(昭和大横浜市北部病院・消化器センター)
【目的】カプセル内視鏡(CE)とバルーン内視鏡(BE)の登場により、簡便に小腸病変の観察が可能となった。当院では原因不明の消化管出血(OGIB)に対しovert-ongoing bleedingの症例でもvitalが安定していればCEを先行するストラテジーで検査を行っている。今回、当院で小腸内視鏡検査を施行した症例で、OGIBに対する検査ストラテジーについて検討を行った。【方法】当院において、20...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

原因不明消化管出血(OGIB)症例の検討ーバルーン内視鏡(BE)とカプセル内視鏡(CE)の比較ー
中堀 昌人(仙台厚生病院・消化器内視鏡センター)
【目的】当センターにおけるOGIBのアルゴリズムは、Overt-ongoingで出血が重篤な症例は原則としてBEを1st choiceに、Overt-ongoingで緊急性の低い軽症例やOvert-previous・Occult OGIB例はCEを1st choiceとして小腸内視鏡検査を選択している。今回、我々はOGIB症例におけるBE ・CE の成績について検討した。 【対象】BE症例は20...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

潜在性の原因不明消化管出血の診断
半田 修(京都府立医大大学院・消化器内科学)
【背景】原因不明の消化管出血(OGIB)症例の診断における、最終的な責任病変診断率についてはいまだに高いとは言いがたい。これまでに当院では顕在性OGIB症例に対する緊急カプセル小腸内視鏡検査(緊急CE)の有用性を報告してきた。一方、潜在性OGIB症例に対する診断ならびに治療については現況も含めて検討が不十分であった。【目的】潜在性OGIBの最終診断に至るまでの経過と問題点を検討し、潜在性OGIBに...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

当院における原因不明消化管出血診断に対するカプセル内視鏡、バルーン内視鏡の有用性
松村 倫明(千葉大・消化器内科, 千葉大・光学医療診療部)
【目的】近年、原因不明の消化管出血(OGIB)の精査目的にカプセル内視鏡(CE)やバルーン内視鏡(BAE)の有用性が複数報告されているが、顕在性(Overt)、潜在性(Occult)に分けてその詳細を検討した報告は少ない。そこで今回我々は、OGIBをOvert ongoing(Oo群)、Overt previous (Op群)、Occult(Oc群)の3群にわけ、CEとBAEのOGIB症例に対する...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

原因不明消化管出血の診断 ~4施設300例における検討~
川野 誠司(岡山大病院・光学医療診療部)
【背景と目的】カプセル内視鏡(CE)とバルーン内視鏡(BAE)の普及により原因不明消化管出血(OGIB)に対する診断,治療は飛躍的に向上したが,顕在性(Overt)と潜在性(Occult)を区別した多施設での検討は少ないのが現状である.【対象と方法】2012年2月までに当院および関連3施設において診断,治療を行ったOGIB300例に対してOccult(Oc)群とOvert(Ov)群に区別し,検査方...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

当院におけるOvert ongoing OGIB症例の検討
佐々木 清貴(北海道消化器科病院・内科)
<はじめに>OGIBのなかでもOvert ongoing bleedingは緊急治療の適応となる場合が多く、より早期に疾患に対するストラテジーを立てることが重要と考える。現在、当院ではすべてのOGIBに対し、可能な限り造影CTやVCEを施行し、DBEにて確定診断および治療を施行している。今回我々は、当院で経験したOvert ongoing OGIB症例を中心に検討を施行した。<対象と方法>2003...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

当院における原因不明消化管出血(OGIB)症例の検討
岡本 純一(大阪市立大大学院・消化器内科学)
【目的】OGIB症例を顕在性(Overt)と潜在性(Occult)に分け、カプセル内視鏡(CE)、バルーン内視鏡(BAE)による出血所見率、診断率などについて検討した。【方法】2007年5月から2011年1月の間に当院でCEまたはBAEで精査をしたOGIB435症例について検討した。【成績】OGIB症例中、ongoing Overt: 76例、previous Overt:240 例、Occult...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

原因不明消化管出血(OGIB)の診断におけるカプセル内視鏡、ダブルバルーン内視鏡の有用性
大宮 直木(名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】OGIBの診断におけるカプセル内視鏡(VCE)、ダブルバルーン内視鏡(DBE)の有用性を検討する。【対象】2003年6月~2011年12月にOGIBでDBEを施行した492例(男性290例・女性202例、年齢61±18歳)。【結果】492例中、顕在性出血は441例(最低Hb 7.8±2.5g/dL)、潜在性出血(原因不明の鉄欠乏性貧血含む)は52例(最低Hb 8.7±2.8g/dL)。総合...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

Occult OGIB例に対する小腸内視鏡検査の意義 -overt OGIB例と比較して-
亘 育江(広島大・内視鏡診療科)
【背景】近年、overt OGIB例に対しては小腸内視鏡検査が積極的に行なわれているが、occult OGIB例に対しては検査適応も含めて十分なコンセンサスが得られていない。【対象と方法】当科で2011年11月までにカプセル内視鏡検査 (CE)またはダブルバルーン内視鏡検査 (DBE)を施行したOGIB患者494例 (occult群 118例、overt群 376例)を対象とし、occult群とo...

第54回日本消化器病学会大会原因不明消化管出血の診断と治療―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)