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検索結果は5件です。

新ガイドライン導入後のケアレスミス予防対策
菊池 大輔(虎の門病院・消化器内科)
【諸言】抗血栓療法に関する新たなガイドラインが導入されたが,運用に関しては施設間格差がある.抗血栓療法中の処置は十分なインフォームドコンセントとアセスメントが必要で,ケアレスミスにより行われてはならない.【方法】2009年8月より,健診センター(健セ)では内服状況に応じて色別の鉗子を装着する安全対策を行っている.本院ではそのような対策は講じていない.また2013年4月から本院では抗血栓療法中の処置...

第55回日本消化器病学会大会その他

内視鏡所見入力システムの工夫―必須入力項目の設定
安藤 貴志(社会保険京都病院)
【背景】上部消化管の内視鏡診断において,下部食道や慢性胃炎の所見は重要であるが,確実にこれらを診断し記録できていない事も少なくない.【目的】これらの所見に意識を高め,確実記録するシステムを構築し,内視鏡診療の質の向上を図ることである.【対象と方法】2012年1月から6月まで,当院にて上部消化管内視鏡検査を施行した2202名(病院1220名,健診982名)を対象とし,オリンパス社製内視鏡マネージメン...

第55回日本消化器病学会大会その他

当院での早期消化管癌に対するアルゴンプラズマ法の検討
島田 友香里(西神戸医療センター・消化器科)
【はじめに】アルゴンプラズマ凝固法(以下APC法)は,凝固深度を一定に保ちながら短時間で広い範囲を焼灼できるという特性を生かし,内視鏡的切除術(以下ER)の困難な早期消化管癌症例に対する治療法の一つとして知られている.今回我々は,当院で施行した早期胃癌および十二指腸癌に対してAPC法を施行した症例を検討し報告する.【対象】男性1例,女性3例の計4例.治療開始時の平均年齢73.7歳(61~84歳)....

第55回日本消化器病学会大会その他

義歯誤嚥症例における内視鏡的処置不成功例から見た外科手術の適応
松山 仁(八尾市立病院・外科)
【目的】異物誤嚥は日常診療において比較的頻度が高い病態である.内視鏡的異物摘出術の適応を検討し,偶発症も考慮して治療が行われている.中でも義歯誤嚥はその多彩な形状や有鈎性部分の存在など,内視鏡的摘出術では不成功となり,外科手術を要する症例が存在する.今回我々は,義歯誤嚥症例における内視鏡的処置の治療成績をretrospectiveに検討し,外科手術の適応について考察した.【方法】2008年1月から...

第55回日本消化器病学会大会その他

細径内視鏡の特殊使用法
高山 悟(名古屋徳洲会総合病院)
【目的】近年細径内視鏡は広く用いられるようになってきておりその応用範囲も多岐にわたっている.今回われわれは通常の経口的な使用方法以外の様々な細径内視鏡使用例を紹介していきたい.【方法】まずは腹腔内使用であるが,オーソドックスな使用法としては腹腔鏡下総胆管切開術での使用があるが,TANKO式手術でもその干渉の少なさから使用したりしている.ヘルニア修復術や胆嚢摘出術ではその使用は有効である.その他比較...

第55回日本消化器病学会大会その他