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検索結果は4件です。

Papillectomyで診断した十二指腸乳頭部腺筋症(adenomyomatosis of major papilla)の2例
浦田 矩代(川崎医大・2総合内科)
十二指腸乳頭部腫瘍性病変は内視鏡像と病理組織が一致すれば,治療方針決定にそれほど難渋はしないが,一致しない場合は確定診断にtotal biopsy目的でpapillectomyを行わざるを得ない.当院でpapillectomyによって診断したadenomyomatosisの2例について報告する.症例1:48歳男性.体重減少で施行した上部内視鏡検査で乳頭部腫大を指摘され紹介.内視鏡検査では十二指腸粘...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡的乳頭切除術3

内視鏡的乳頭切除術後により確実に膵管ステントを留置する工夫~膵管内ステント迷入下切除法の有用性~
中原 一有(聖マリアンナ医大・消化器・肝臓内科)
【目的】内視鏡的乳頭切除術 (EP) 後膵炎の予防策として,膵管ステント留置の有用性が多く報告されている.しかし,通電による凝固変化や出血の影響で切除後の膵管挿管が困難となり,膵管ステントの留置が行えない場合を少なからず経験する.そこで,EP後の確実な膵管ステント留置を目指し,膵管内ステント迷入下切除法 (以下本法) を考案した.本法は,EP前にあらかじめ主膵管内へ迷入させる状態で膵管ステントを挿...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡的乳頭切除術3

内視鏡的乳頭切除術後のsecond lookは有用か?
酒井 新(神戸大附属病院・消化器内科)
【目的】十二指腸乳頭部腫瘍に対する内視鏡的乳頭切除術(EP)はERCP関連手技の中でも偶発症の多い手技である. その手法は報告により様々で, second lookの時期や絶食期間など術後の管理に関しても確立されているとは言い難い. 今回我々は当科におけるEPの偶発症および術後管理につきsecond lookの有無による差があるかどうかを検討した.【対象と方法】対象は2007年1月~2013年3月...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡的乳頭切除術3

十二指腸乳頭部腫瘍に対する内視鏡的乳頭切除術後出血の検討と予防
山本 夏代(東京大・消化器内科)
【目的】十二指腸乳頭腫瘍に対する内視鏡的乳頭切除術(Endoscopic papillectomy EP)では術後の膵炎,出血,穿孔などが問題となる.術後出血について検討を行った.
【方法】2003年から2012年までに生検にて乳頭腺腫と診断され,EPを施行した24例(男性18例,女性6例,平均年齢64.4才).全例術前にEUSおよび造影CTによる評価を行った後,EPを施行した.2009年...

第55回日本消化器病学会大会内視鏡的乳頭切除術3