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検索結果は6件です。

NBI拡大観察による早期大腸癌深達度診断と診断困難例についての検討
鎮西 亮(さいたま赤十字病院・消化器内科)
【目的】NBI拡大観察による早期大腸癌の深達度診断への有用性,着目すべき所見ならびに診断困難例についての検討を行った.【方法】対象は,2007年5月から2013年1月までに内視鏡的あるいは外科手術的に切除された早期大腸癌601病変.内訳は粘膜内癌447病変,SM浅層癌は64病変,SM深部浸潤癌は90病変であった.NBI拡大観察は佐野分類に準じ,Capillary pattern (CP) type...

第55回日本消化器病学会大会大腸-内視鏡診断

Blue Laser Imagingによる大腸SM癌の内視鏡診断(第二報)
冨樫 一智(福島県立医大会津医療センター・小腸・大腸・肛門科)
【研究背景】Blue Laser Imaging(BLI)は,二つの波長(410nmと450nm)のレーザー光を用いた内視鏡機器である.410nmのレーザー光は血管の吸収域に一致することから,血管の視認性が向上することが期待され,450nmのレーザー光は白色光を励起することにより,明るい視野が得られる.当センターでは,2012年11月よりBLI拡大内視鏡を導入したので,SM癌の内視鏡診断について述...

第55回日本消化器病学会大会大腸-内視鏡診断

大腸内視鏡検査におけるレーザー光源内視鏡システムの有用性
辺見 英之(大阪回生病院・消化器内科/消化器センター)
【背景と目的】レーザー光源を用いた内視鏡システム(LESEREO)は波長の異なる「白色光レーザー」と「狭帯域光レーザー」を搭載している.その特徴は,白色画像(WL)では従来のキセノン光源に比べ,光強度と輝度が高い点で,また狭帯域画像(Blue Leaser Imaging: BLI)はNBIと異なりフィルタを通さないため,より明るい分光画像が得られる点である.さらにBLIに白色光成分を追加したBL...

第55回日本消化器病学会大会大腸-内視鏡診断

大腸腫瘍性病変のNBI拡大観察の有用性と問題点
井出 大資(東京慈恵会医大・消化器・肝臓内科, 東京慈恵会医大・内視鏡科)
【目的】NBI拡大観察は色素拡大観察を行う前段階での振り分け手段として,治療法選択のための精査として確立されつつある.【方法】当院で切除が施行された700病変(うち早期大腸癌407病変)を対象とした.SM浸潤距離1000μm未満をSM slight(以下SM-S)癌,以深をSM massive(SM-M)癌とした.NBI拡大観察下における血管模様の分類は走行が認識されない1型,血管径が軽度拡張する...

第55回日本消化器病学会大会大腸-内視鏡診断

発育形態別の大腸腫瘍性病変における術前診断精度
吉峰 崇(名古屋第二赤十字病院・消化器内科)
【目的】大腸腫瘍性病変の術前診断精度について発育形態別に明らかにする.【方法】対象は2009年1月から2012年12月までに内視鏡的または外科的切除を行った腺腫と早期大腸癌3456病変の内,拡大観察を施行した1177病変である.治療手技は内視鏡治療1101病変(polypec217 EMR788 ESD91),外科的治療76病変(腹腔鏡補助下66開腹9)であった.最終病理所見はtubular ad...

第55回日本消化器病学会大会大腸-内視鏡診断

早期大腸癌におけるNBI vs.クリスタルバイオレット拡大観察における深達度診断能の検討 ― 前向き入力データベースによる検討
高丸 博之(国立がん研究センター中央病院・消化管内視鏡科)
【目的】早期大腸癌におけるNBIおよびpit pattern 拡大観察による深達度診断能について検討する.【方法】2011年10月~2012年12月に内視鏡治療または外科切除を行い,病理学的に深達度がM~SMと診断された大腸癌で,NBI拡大およびクリスタルバイオレット染色拡大観察を行った314病変を対象とし,前向き診断を入力したデータベースを用い,診断能を検討した.NBIは佐野分類を用い,Capi...

第55回日本消化器病学会大会大腸-内視鏡診断