セッション

検索結果は4件です。

serrated lesionにおける拡大内視鏡観察の必要性
千野 晶子(がん研有明病院・消化器内科)
[背景] 大腸癌の発癌過程として,近年,serrated neoplastic pathwayが注目されている.従来は通常内視鏡観察でhyperplastic polyp(HP)とひとまとめにされていた病変群に多くのserrated lesion(SAL)が含まれ,なかでもsessile serrated adenoma/polyp(SSAP)においては,MSI-H大腸癌の前駆病変との類似より生物...

第55回日本消化器病学会大会大腸-鋸歯状病変2

SSA/PのLASEREO Blue LASER Imaging併用拡大内視鏡診断
高岡 遠(徳島大・消化器内科)
【目的】Sessile serrated adenoma/polyp (SSA/P)は,右側結腸に好発する無茎性病変として新しく提唱された病変であり,発癌ポテンシャルを有することが知られている.しかし,その診断基準は未だ統一されておらず,内視鏡診断においても不明な点が多い.そこでわれわれは,LASEREO Blue LASER Imaging(BLI)併用拡大内視鏡を用いてSSA/Pの内視鏡的特徴...

第55回日本消化器病学会大会大腸-鋸歯状病変2

大腸鋸歯状病変におけるEndocytoscopy所見の検討
小川 悠史(昭和大横浜市北部病院・消化器センター)
【目的】大腸鋸歯状病変のうちsessile serrated adenoma/polyp(SSA/P),traditional serrated adenoma(TSA)は前癌病変とされ,正確な内視鏡診断が必要とされる.SSA/Pの色素拡大内視鏡所見は木村らにより報告されているが,診断に迷う病変も経験される.今回,大腸鋸歯状病変:hyperplastic polyp(HP),SSA/P,TSAのE...

第55回日本消化器病学会大会大腸-鋸歯状病変2

大腸鋸歯状病変に対するNBI拡大観察を用いた内視鏡診断能についての前向きPilot study
山階 武(大阪府立成人病センター・消化管内科)
【背景】大腸鋸歯状病変(SSA/P)の特徴的な内視鏡所見として,腺窩開口部の開大を認めるII-O pitや拡張した血管であるVMV(Varicose Microvascular Vessel)などが報告されている.当院での後ろ向き検討ではこれらの所見のSSA/Pに対する感度,特異度,正診率が97%,75%,86%であった.【目的】NICE分類Type1(HPもしくはSSA/P)と分類された大腸ポリ...

第55回日本消化器病学会大会大腸-鋸歯状病変2